鹿島神宮のおみくじ☆


鹿島神宮」には、去年の年初に初めて伺ったのですが、鹿島神宮のおみくじについて、以前にも書いたことがあるのですが、たくさんカルマについて書いている今が、再び、心に響くタイミングだと感じるので、書いてみますね♪

鹿島神宮のおみくじには、必ず書いてある言葉があるのです。


「神の誠を心に得れば、己(おのれ)も神の如く尊い人である
左様に尊い人であって 神の寵愛に洩(も)れる筈(はず)はない」


この言葉が、どのおみくじにも最初に書いてあるのです。
わたし、これに気づいたとき、「う〜ん、なるほど!」と、うなってしまいました。



神道における神の霊魂が持つ、二つの側面、和魂(にぎみたま)に対して、荒魂(あらみたま)があるわけですが、鹿島神宮は、荒魂(あらみたま)系を祀る神社だからです。
もちろん、押さえる役割りでです。



荒ぶる神々、わたしたちのなかの荒魂(あらみたま)とも云ってもいいかと思うのですが、自分の中に、誤ちを見つけて、むしろ、気持ちが荒ぶれてしまったとき、

「神の誠を心に得れば、己(おのれ)も神の如く尊い人である
左様に尊い人であって 神の寵愛に洩(も)れる筈(はず)はない」

この言葉が、より滲みるように思います。



荒ぶれている人々や、神々を、剣を使わずして、改心させるのは、この言葉の精神なんだろうと。
この前の記事の男の子のお母さんが、男の子に語りかけた暗示の役割りと同じエネルギーなのだと思います。


「あなたに、誤ちがあったとしても、だからって神様の寵愛からっ洩れることはないのよ!」って。
やっぱり、繰り返しそう言ってもらわないと、わたしたちの荒魂(あらみたま)は、立ち直れないのでしょう。


鹿島神宮の荒魂(あらみたま)を鎮めるエネルギーも、やはり「慈悲」であったと思うわけです☆