自然界のバランス、五徳

算命学思想−五徳


算命学思想−五徳とは、仁・義・礼・智・信の五つの徳をいいます。


五徳とは、五行が人界、人の中で消化され、浄化され、人の行為として発動されたものを五徳といいます。


五徳は、仁・義・礼・智・信の五つが五徳です。


徳という文字は、行う(行人偏)に、省と心。を組み合わせた文字です。
省は、目の呪力を強めるために、眉に飾り付けをし、その強い呪力で、邪悪なものを祓い清めるという意味です。


徳は、その人が持っている内面から発される気を、目の力を通して、邪気を払いのける行為を意味するのが語源です。


しっかり見開いた魂の目で、四方(環境)とのバランスを取って邪気を払いのける行為。
という意味になります。



仁徳は、五行において木性の気が、人の中で浄化され発動された気です。
義徳は、五行において金性の気が、人の中で浄化され発動された気です。
礼徳は、五行において火性の気が、人の中で浄化され発動された気です。
智徳は、五行において水性の気が、人の中で浄化され発動された気です。
信徳は、五行において土性の気が、人の中で浄化され発動された気です。


五徳を理解する上で、その土台となっている五行を知る必要があります。
五行と人の運命、性格、気質の関連性を知る必要があります。
その結びつきを、古代の人々は自然現象の中から結びつけて(現代風にいうとシンクロしている現象として)把握しました。
これは、古代の人々の考え方です。



木性は、自然界で大地を守っています。ですから、木性は守りの本能を象徴としています。


守りの反対に位置するのが、攻撃の本能です。攻撃するには武器を持ちます。武器は金性です。金性は攻撃の本能を象徴としています。


火性は、ロウソク、灯明、太陽、星、光、電灯、光るもの全てです。光るものは、その存在位置を意思表示していると見ます。火性は伝達の本能を象徴としています。


伝達の反対に位置しているのが、習得の本能です。水は大地にしみこんでいきます。このしみこむ状態を、習得の姿にシンクロして捉えようとしました。水性は習得の本能を象徴としています。


土性は大地です。
この自然界はあらゆる処において、その土台となっているのは土性です。
海の底も土があります。
土性が地球の大部分を占め、中心となっています。


土性は引力、重力があります。
そこから、土性は人にあって、周りの関心を引き寄せようとする心の動きとシンクロしていると考えることができます。
土性は、引力・魅力の本能の象徴です。


(出典
http://3meigaku.com/modules/pico/index.php?content_id=76


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