火性である天照大神☆

コーザル体(魂の寺院)を考えるとき、
私たちは特に太陽天使の顕現のための器を扱っている。


それはコーザル体を満たす生命であり、
コーザル体を組み立て、完成し、拡大する過程にある。


このようにして、ロゴスがロゴス自身の界層で行う働きを
小さな規模で反映して行っているのである。


コーザル体の内容物は、各々の生涯ことにゆっくりと
徐々に集めた善の集積物である。
その建設は最初はゆっくりであるが、転生の終わりに向けて
(見習いの道とイニシエーションの道において)
この過程は急速に進行するようになる。
骨組みは築き終え、各々の石材はパーソナリティ生活から切り出された。
道でのこの二つの過程において、寺院を完成し美しいものにする作業は
より一層速やかに進行するようになる。


コーザル体はメンタル・エッセンスでできた外被で包まれた永久原子
(全部で三つ)の集合である。
個別化の瞬間(これはこの接触の瞬間を表現するために使われる用語である)
に、メンタル界の第三亜界で光の点が三つの原子を包み込み、
それ自体もメンタル物質の鞘で包まれるのである。


その次に行われる作業は、
1 絶えず火花を扇ぎ、火に燃料を注ぐことによって、
  その光の点を炎にする。
2 コーザル体を成長拡大させ、卵の殻のなかの卵黄のような魂を包む無色の卵形の
  ものから、虹のすべての色彩を含む妙なる美しさをもつものにする。
  これは秘教的な事実である。
  コーザル体はやがて、内的な発光と内的な炎の成長によって脈動するようになり、
  炎が徐々に中心から外周へと広がっていく。
  そして、コーザル体(苦悩と努力に満ちた幾多の生涯の産物)を
  その炎を燃料にして外周を突き破る。


(アリス・A・ベイリー「トランス・ヒマラヤ密教入門」)


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