大和統一の負の歴史をも浄化せしめる神として☆

北極星の名称である天皇大帝が、日本の王(おおきみ)の呼称として
用いられるようになったとき、
あるいは時を同じくして皇祖神である天照大神も、この宇宙の神に
習合されたかもしれない。


(「隠された神々」吉野裕子

天照大神を「太一」とすること、
つまりこの両者の習合はいつの世にか隠密の裡に行われたのであろうが、
それはおそらく伊勢の内宮において秘事中の秘事であったに相違ない。


そうして古来日本の祭りは、その秘事に関するところはことごとく口伝で
あるから、皇大神宮の祀官達も太一神の祭祀については、
いっさい筆をとらなかったと思われる。


(「隠された神々」吉野裕子


以前の「新しい探求」の記事で触れたように、
古代大和の統一に至るには、闇に葬り去った史実、氏族、そしてその祖神も
多くあったと思われますが、それゆえに、
天照大神には、それらの闇の歴史に纏わるすべてをも、
祟りを鎮める=清める=穏やかにするというご神威が求められることになった
と推測できます。


大和が統一国家として形造られたのは、「大化の改新」を経ての
天武・持統、両天皇の時代ですが、
おそらくこの時代に、天照大神と、北極星(太一)の習合が、
それらの負の歴史の遺産をも、浄化せしめられる威光を意図して
行われたのではないかと思います。


そして、この北極星に当てはめられらたものこそ、
再神聖化の次元である「9次元」なのではないか?
と、理解したのです。


というのも、このストーリーには、長い前振りがありまして、
それは、今は長くは触れませんが、別のテーマで「十干十二支」について
深く考えさせられていたのです。
特にその中の「空亡」という考え方について。
そして、この「空亡」とは、9次元的なものなのではないかなと考え始めていたので、
北極星が、9次元的なものを象徴するのではないか、と考えてみると、
いろいろなものが、すんなり繋がってきたのでした。


瀬織津比売(せおりつひめ)が、登場する「大祓詞(おおはらえのことば)」は、
神道が定める人間の犯した罪を清めるものであるとされています。


今回の天照大神(あまてらすおおみかみ)のヒーリング、
コーザル体の確定には、そのような清めも、多いに含まれる設定に
なります。


痛みや苦しみ、失敗の経験、第三チャクラが傷を負うような出来事をも
清めながらケセリックテンプレートと織るということは、
新しい運命を織るということに繋がります。




◆シャンティフレア 北鎌倉◆
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