ギネヴィアに横恋慕するモルドレッドとランスロットの明白な違いと、ランスロットとギネヴィアの別れ☆


12月24日(火)クリスマスイブ ≪ギネヴィア≫
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アーサー出征後の内乱は、実は、ギネヴィアに横恋慕していたモルドレッドの企みでした。
アーサーの偽の遺言状によって、無理やりギネヴィアを手に入れようとするモルドレッドを、ギネヴィアは、断固拒否して、ロンドン搭に立てこもります。


このモルドレッドの出現によって、同じ道ならぬ恋に突き動かされた男二人の資質の違いが明らかにされています。
モルドレッドは、嘘と、主人であるアーサーを裏切ることによって、ギネヴィアを、強引に自分のものにしようとします。


一方、ランスロットは、ギネヴィアを自分のものにしようとはしません。
ギネヴィアとお互いの愛情によって、結ばれますが、ランスロットの思いは、所有欲のそれではないのです。
それは、ギネヴィアとて同じなのです。

「アーサーの死後、ギネヴィアは、ランスロットを見ると気を失ってしまった。
ものが言えるようになると、彼女は、
アーサーや、この世の最も気高い騎士たちを死に追いやったのは、わたしたちの愛ゆえですと言った。」

「そして、ランスロットに、わたしは残る日々を宗教に捧げ、神にこれまでの過ちを許してくれるように祈るつもりですから、もう決して二度と会いに来ないでほしいと乞うた。
ランスロット、あなたは国に帰り、誰か妻を見つけて、その方と幸せに暮らしてください。」

ランスロットは、
「自分は、そんな不実なことはできないし、妻を娶るつもりもない。
ギネヴィアよ、わたしは、あなたを連れてフランスに戻るつもりでしたが、今となっては自分も世を捨てたくなりました。」
そういって、ランスロットは、ギネヴィアに最後の口づけを乞う。

「いいえ、と女王は言った。
それはもうできません。
それより、どうかあなたこそ、そんな誓いを立てないでください。」



そして、二人は別れた。
「悲しみの槍で刺されるその嘆きの深さは限りなく、良人は何度も何度も気を失った。」

ランスロットは、悲しみにうち暮れ、グラストンベリーに向かい、祈りと断食のうちに神に仕えた。」

そして、ギネヴィアの死後、亡骸をアーサーと並べて葬ったあと、ランスロットは、食べ物も飲み物もほとんどとらなくなり、しばらくして、彼も亡くなったのでした。


オーラソーマのトルバドールのボトルは、男性性と女性性の統合を表すヴァイオレットと、真実とハートを表すグリーンのコンビネーションになっています。
まさに、ギネヴィア、ランスロットのテーマは、この2色に表現されているのでしょう。


12月24日(火)クリスマスイブ☆女神ワーク≪ギネヴィア≫

お申込み締切は、12月23日(月)夜10時まで。
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