カルマ的視点からの男性性と女性性☆


(「転生の秘密」 ジナ・サーミラナ)から再度、抜粋します。

二つの極性の各々、つまり男性と女性にはそれぞれ典型的な性格がある。
少なくとも、現在の文化期においては典型的男性女性の属性は、次のように区別されよう。
すなわち力、攻撃性、積極性、支配性、無情などは男性で、服従性、受動性、柔和、親切などは女性の属性である。
さて、仮にある霊魂が男性の肉体なり、女性の肉体なりに連続的に何回も宿って、以上のような一連の特性を非常に高度に発達させて、一方的に傾きすぎる危険に瀕したと仮定してみよう。
これは、この人にとっても、他の人にとってもまことに危険なことである。
我々は、このよい例をナチスの哲学や行動にみる。
ナチの超人の理想は、じつは超人というより超男性と言ったほうがよい。
それは、腕力や権力、攻撃性、支配性、無情、身勝手などの男性の極性の特徴を謳歌した。
これらの性質には、それを用いるべき場所があり、また必要性もある。
しかし、愛とか自己犠牲のような女性の特質によって、和らげられないならば、それらは残酷、肉欲、エゴイズムになる。
世界は、すでにこの悪名高き恐ろしい証拠を見たのである。

男性は、それだけでは不完全である。
男性的性格が、過度に強化されるとき邪悪を生じる。
それ故、女性の極性がもつ長所によって補う必要が出てくる。
この補足は、ある程度、異性との結合、つまり結婚によって行われる。
各々の配偶者は相手によってある程度変えられ調整される。
しかし、変化は、なお不完全である。
一生という時の長さで、非常に男性的霊魂は、相手によって女性の美徳へと調整されるにしても不十分にしかできない、そしてその逆も然りである。
ゆえに、時には女の肉体へ、また時には男性の肉体へと連続的に生まれ変わることによって、お互いに必要な矯正が行われる。」


わたしは、このジナ・サーミナラさんの書いている「男性」と「女性」の部分は、男性性、女性性と書き換えたほうが、より適切ではないかと思います。
女性であっても、男性性がより優勢な人はいるし、男性であってもより女性性が優勢な人もいます。

シュタイナーは、こういう説も唱えているくらいです。
男性は、身体レベルでは男性性の特性を持ち、エーテル体レベルでは女性性の特性を持ち、女性は、身体的レベルでは女性性の特性を持ち、エーテル体レベルでは男性性の特性を持つと


これは、時には女性の肉体へ、また時には男性の肉体へと連続的に生まれ変わることによって、お互いに必要な矯正が行われるということを、裏付けるのかもしれません。
男性は、女性に転生することによって、前世で身に付けた男性性を矯正し、女性は男性に転生することによって女性性を矯正する。


男性の家族や属する集団への献身と保護欲は、男性の女性性のエーテル体に根差し、女性の弱さゆえの相手を利用しようとする抜け目なさ(女性は結婚相手を選ぶときに愛よりも現実的に条件を優先するケースも多い)とコントロール欲は、女性の男性性のエーテル体に根差すといいます。
もちろん、これは、各自、どこまでバランスが採られているかによって、程度が違ってくると思うし、結婚によって矯正される場合は、女性が男性に対して仕えるという自己犠牲にさえ幸福を感じ、男性が女性を誠実に守るという意識を成就できたときに、叶えられる幸せな結末なのではないでしょうか?

「金星の女神学校」は、そのような女性性を準備するためのワークなのですが、苦笑。

さてさて、「6次元ナディマスタートランスミッション」は、高貴な男性性の回復と、自己実現のエネルギーでもあります。
そして、今回は、特に、カルマ的な調整と統合の癒しのエネルギーが加えられるようです。

なぜなら、カルマは、超男性性的な資質の際にネガティブな意味で加えられることが多く、その代償として、より女性性を学ぶような状況下を、好んで選ばせるからです。


ということで、
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