2012-11-25から1日間の記事一覧

「ラーマーヤナ」悲劇の王妃シータ妃と≪ネフェルティティ≫☆4

その後、ラーマ王と、シータ妃は、無事に復縁するのですが、再度シータ妃を捨てます。 「’私の貞潔は陛下もご存じですの。 ただ、人民の誹謗をお避けになるため、私をお捨てになるのですわ。 私が陛下の仰せに従うのは、私としての義務と思います。 良人は、…

「ラーマーヤナ」悲劇の王妃シータ妃と≪ネフェルティティ≫☆3

(続き)「’ああ、名誉の源泉でいらせられるお方さまよ、もしあなたさまが長らくご一緒にお親しくしておったのにも拘わらず、なお私をよくご存じないといたしますれば、かなしくも、私は永久に亡びたのでござりまする。ああ、勇士さまよ、なぜあなたさまは、…

「ラーマーヤナ」悲劇の王妃シータ妃と≪ネフェルティティ≫☆2

ラーマが、羅刹王ラ―ヴァナの一族に戦いをしかけて、間もなく、シータ妃が、逆に羅刹王ラ―ヴァナの奸計にあって、さらわれてしまう。ついには、羅刹王ラ―ヴァナを滅ぼし、シータを取り戻すラーマであるのだけれど、それからが、真のシータ妃の苦しみの始まり…

「ラーマーヤナ」悲劇の王妃シータ妃と≪ネフェルティティ≫☆1

「ラーマーヤナ」通読しました! また、もう少し読み込んでみないとわからないこともありますが、わかったことから早速書いてゆこうと思います。 「ラーマーヤナ」という題名からもわかるように、この神話は、英雄ラーマーの武勇伝というテーマが主になるの…