ディセンション時に学んだこと3
相手を不愉快な気分にさせるために、
わざといやなことを言う人がいる。
こういう人が実在するということはあまり信じたくないが、
残念ながら、私たちは現実にこういう人に出会ってしまうことがある。
けれども、こういう人は非難すべき人ではなく、
本当は同情してあげなければならない人なのだ。
こういう人は、攻撃しやすい人を見つけると、
その人をけなして気分を悪くさせてやろうと考える
不幸な習性を持っている。
その意図は、相手をだしにして優越感を感じることで
自分の自尊心の不足を補うことである。
こういう人の言うことにいちいち腹を立てたり気分を害したりすると、
相手の思うツボである。
あなたが自分に余裕が持てるまで、
こういう人はできるかぎり避けるのが正解だ。
うまく言い返してやろうなどと考えると逆効果である。
何も言わずにほほ笑むとか、
適当にあいづちを打って受け流し、自分のことに集中しよう。
相手の自尊心を高めるために、
自分の自尊心を犠牲にしなければならない理由はないのだから。
(「うまくいっている人の考え方」ジェリー・ミンチントン)
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