ディセンション時に学んだこと2
わたしたちは自己矛盾を抱えている存在である。
財産や肩書、学歴のような何か特別なものを持っている人たちを
重要人物と心の中で思い込んで
「偉い人だ」と持ち上げる一方で、
「あの人たちは私を見下している」と文句を言う。
これは自分で頭の上から水をぶっかけて
「ずぶ濡れになった」と文句を言うのと同じくらいおかしなことだ。
このような自己矛盾に陥らないための解決策は極めて簡単、
他人を持ち上げないようにすればいいのだ。
他人を見上げなければ、見下されたと感じることはありえない。
特定の人たちを実際以上に偉い人間だと考えているのは自分なのだから、
その人たちを実物大に戻すのも自分だ。
他人が自分と異なっているからといって、
その人がそれだけ偉いということにはならない。
私たちはみんな、しょせん人間なのだ。
(「うまくいっている人の考え方」ジェリー・ミンチントン)
◆シャンティフレア 北鎌倉◆
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