ディセンション時に学んだこと1


豊受姫大神

私たちは自分の考えのいくつかを悪いとかずるいと感じ、
恥ずかしくなって萎縮してしまうことがある。
あるいは、そんなことを考えている自分を意地が悪い、不親切、
ひねくれているなどど考えて罪悪感を持ってしまう。


まるで二重人格者のように
「自分はなんてひどいことを考えているのだ」
と自分に問いかけ、一線を越えそうになる悪い自分を、
いい自分が必死に抑えているのだ、


しかし、自分が抱いている考えのことで自分を責めてはいけない。


あなたが考えていることはすべて正当なのだ。


なぜなら、周囲の環境や人生経験などのさまざまな要素が
組み合わさって、自分なりの考えが心の中にたくさん浮かんでくるからである。


だからといって、それらの考えをすべて行動に移していいと
いうことにはならない。
もしそんなことをしたら、たいへんな問題を引き起こしかねない。


ここで私が言っているのは、
心の中でどんな考えを抱き、それがどんなにひどい内容だと感じても、
自分を責める必要はないということだ。


実際のところ、だれしも心の中に何らかの醜い考えを抱いているものだ。


不幸なことに、多くの人は自分の心の中で生まれた考えを捨て去ろうと努力する。
しかし、自分の一部を否定することは賢明なことではない。
あるものをないと思い込もうとしても、それは消え去らないからだ。


いちばん賢明な対応策は、自分の考えは自分の考えであることを認め、
静かにそれを受け入れ、自分を洗い清めることである。


(「うまくいっている人の考え方」ジェリー・ミンチントン)

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