生存競争について★本当に「自立」すべき男性性が負うべきもの

２月４日（水) 立春＆満月　６次元ナディ特別グループワーク開催
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人間が生きて行く上で、避けられないのはなんらかの意味での生存競争である。
人類が、ここまで地球上にはびこることができたのは、
他の生物に対する闘いに勝ってきたからである。

さらに人間というものをみつめてみると、他の生物に対してだけでなく、
同類の人間に対しても加害者として立つことが多い。
人種差別、階級差別、戦争などはその大きな社会的現れだが、
そうでなくとも、私たちの心の中には、他人に対して親愛の念とともに、
いつもひそやかな憎しみや嫉みが潜んでいるらしい。
それが、行動の上に出てしまうこともある。

その上、激烈な生存競争も、私たちの社会においては、免れられない。
入学試験、卒業試験、就職試験、また良い配偶者をつかむチャンスなど、
どれをとってみても、幸運をつかんだ者は、他人をけおとしてつかむわけである。

世の中で幸運といわれるものに恵まれた人のかげには、
いつでも不運に泣く人が存在する、と言っても言い過ぎではないであろう。

このことを、私は長島愛生園の人たちをみるたびに思わせられた。

その他の種類の世の幸不幸、運不運についても、
少しよく考えてみると、なぜある人が不運に見舞われ、
なぜこちらがそれを免れたのか、ということについて、
ほんとうの説明はない。
これも広い意味での生存競争にはいるのではなかろうか。

生存競争とは生物界一般の法則で、「適者生存」の原理は
なんらかの形で人間の生活に、つきまとわざるをえない。
それは体力や才能とかの点で恵まれた人が栄えるという形だけでなく、
「運」というわけのわからない形でも、人々の人生行路を変えて行く。
従って、努力とか、よい心がけだけで人間が幸福になれるとは限らない。

とすれば、なんらかの意味で幸運に恵まれた人、
生存競争に勝った人は、不幸な人、不運な人に対して
負い目を持っているのだと思う。

（「人間をみつめて」神谷美恵子）

ある料理家で人気ブロガーのかたが、
日記を書くということは、その時点であるレベルの人を
傷付けているのだと思っている、
ということを書いていらっしゃいました。
それを読んで、その視点にとても感銘を受けました。

それは、このブログもそうなのでしょうね。
ここの記事を読んで、不幸な思いをさせてしまっている人も
いるのだろうと思います。
もちろん、そんな意図では書いていませんが、
こういう記事を書けるということは、
恵まれている、ということなのだろうと思う。

もちろん、それに対して、どうにも出来ないレベルというのもあると思うけれど、
そういう視点をどこかに持っているということは、必要なことなのですね。

神谷美恵子さんは、美智子妃殿下が、民間からの皇室入りを非難され、
声を失われた精神的な病気になられたときの、主治医であった人でもあります。
ここに転記したような考えを元に、
美智子妃殿下を愛をもって励まされたのかもしれませんね。

自分だけ、自分の家族だけがしあわせになればよい、
という考えだけでは、どう考えても片手おちだと思う。
命のもろさ、はかなさにおいて、私たち人間はみな結ばれているのだ。
社会福祉の根本の発想は、こうした素朴な認識にあるのではなかろうか。

「経済大国」になってみても、その国に住む人や、もっと貧しい国の人々が、
病苦や、老苦や、生活苦に悩んでいるのを放っておくようでは、
いばっても何になろう。

弱者の生命を大切にすることは、適者生存の法則をやぶることであるかもしれない。
しかし、人間は、もうこの辺で、「単なる生物」の域を脱して、
精神的存在としての独創性と知恵とをはたらかすべきではなかろうか。
生存競争の勝利者となったものこそ、この責任が重く課せられていると思われてならない。

（「人間をみつめて」神谷美恵子）

わたしたちが豊かであるべき意義は、
わたしたちが、
自分という存在の、最も深いところ(２次元の闇）から、
地球上の全ての人達が、
より良い人生を送ることができるよう
偽りなく願えるようになるためと、
アセンテッドマスターたちは、「６次元ナディ」でも、伝えています。
わたしたちの「男性性」が成功に導かれるのは、
特権や権力にあぐらをかくためでは、決してないということです。

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特別価格　２０，０００円　（通常定価　３０，０００円）

開催日　２月４日（水) 立春＆満月　夜９時より３時間

お申込み締切は、２月３日（火）節分　夜１０時まで。↓
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