巫女としてのグラマー(幻惑)の元となるのが、≪アフロディ―テ≫的渇望感★1


≪ソフィア≫
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体調が不調のとき、
漫画「鈴木先生」を読んだと書きましたが、
この漫画は、今年の初め貸してくれる人がいて、
読んでみようと思ったのですが、
拒絶反応のようなものが出てしまい、
途中で挫折していました。


この漫画は、ドラマ化されて話題になっていたので、
お読みになった方は、わかると思うのですが、
中学校での、鈴木先生と生徒たちの物語です。


≪ソフィア≫のテーマの準備として
読まされたのかな?とも思うのが、
小川蘇美(そみ)ちゃんという女生徒が、
まさに「巫女」的役割として描かれています。
ここまで?という位、露骨な描き方なんです。


この「そみちゃん」以外にも、対照的ないろいろなタイプの
女学生が描かれていて、
それに反応する男子(男子生徒だけではなく鈴木先生や、他の先生も含む)
の物語です。


男子たちは、みな「そみちゃん」になんらかの救済を
求めているのです。
でも、そみちゃんは、初めそれに対して、
嫌悪感を持ちます。
そして、他の生徒と違う自分にも疎外感をもっています。


でも、だんだん、鈴木先生の指導の下、
立派に巫女としての役割を果たそうという意志を
持つまでに成長することとなります。


わたしは、初めに読んだとき、その成長に対して、
違和感を持ったのかもしれません。
自分の青春時代の葛藤のようなものに少しだけ似ていて、
わたしは、それをあくまで拒絶するというスタンスでいたからです。


でも、今回読み返して、
そうか、彼女くらいの資質があれば、
それも可能なのかもしれないなと理解しました。
というのは、
彼女は、巫女的な役割を受け入れられるまでに、
「断念」する資質を備えていたからです。
実際には、こんな少女はいないと思います。
男性の作者だから、書ける女性像だと思う。


サナト・クマラを中心にして、
今まで、男性性と女性性のテーマについて
いろいろ教えられてきた中で、
男性性は、女性性に「救い」を求めているということは
理解してきていたけれど、
この「鈴木先生」のなかで、
思春期の男子生徒や、先生の目線を通しても、
強烈にそのことが描かれていて、
また少し、男性性って、やっぱり大変なんだな、
と思い返しました。


でも、改めて、本物の「巫女」になるって、
女性側からしても、大変だよね、と思ったのです。

(続きます)

5月15日(木)ウエサク満月☆女神ワーク≪ソフィア≫

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