「円卓の主催者であり、自然の生命と大地の豊穣の化身でもある」≪ギネヴィア≫☆


12月24日(火)クリスマスイブ ≪ギネヴィア≫
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≪ギネヴィア≫という名の由来は、ウエールズ語源で、「白い幻」、もしくは「白い女神」の意であるといいます。

ケルト伝承伝説では、地母神と豊穣の女神の役割を与えられており、またアイルランドの風俗および神話の影響によって、ブリテンという国土の擬人化ともされていた。
ゆえに、アーサーは、ギネヴィアと婚姻関係を結んだということによって、初めて王となり、国土そのものを手に入れることになったと解釈されていました。


つまり、≪イシュタル≫や、≪パラス・アテナ≫のような都市国家の女神ではないけれども、国土そのものとしての女神という点で、似通った資質を与えられていたようです。
言い換えれば、都市国家ではなく、その土地の豊穣の女神としての役割が与えられていた点で、土地のより自然界、および妖精界のエネルギーと親密な関係性を与えられていたともいえると思います。


アーサー王物語」には、多くの妖精の女王も登場して、騎士たちと係わります。
完全なる妖精ではないけれども、≪ギネヴィア≫にも、自然と繋がる妖精的な力や役割が象徴的に与えられている点で、≪アルテミス≫的な性質も加味されたうえで、英雄アーサーと結ばれるということで、ケルトの原始地母神と、キリスト教の統合というテーマも、背後に流れているような気がします。


その自然界の象徴としての女性性と、男性性が統合を果たすにあたって、どのような苦難と試練を得ることになるのか?というのも、「アーサー王物語」の第二の主題であるのかもしれません。


さらに、≪ギネヴィア≫は、物語のなかで、「円卓」を主宰する女神としての質も与えられているようです。
「円卓」は、一つの世界観です。
「円卓」は、キリストと十二使徒の同胞の写しであると、秘儀的には解釈されています。
そこから、サングレイル、≪マグダレンホーリーグレイル≫信仰との係わりも見られるかもしれません。


また、円卓は、キリスト教的な使命を帯びた高い騎士道精神と勲位を示す象徴でもあります。
そして、円卓は、元素、天球、星々、宇宙の縮図でもあるのです。

アーサーは、≪ギネヴィア≫と結婚することによって、円卓を得るという意図が隠されています。
この部分が、宇宙的、男性性と女性性の統合(シェキナー)のテーマにも繋がる部分です。


12月24日(火)クリスマスイブ☆女神ワーク≪ギネヴィア≫

お申込み締切は、12月23日(月)夜10時まで。
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