聖杯探究の物語のなかで、熱烈に愛される女性☆


12月24日(火)クリスマスイブ ≪ギネヴィア≫
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アーサー王物語」は、もともとケルトの伝承伝説を、中世のいわゆるトルバドール(吟遊詩人)が、新たな騎士道物語として宮廷で語ったものです。

当時、物語としては、トロイの伝説と、アレキサンダー王武勇伝が主流だったところに、一躍脚光と人気を博したのが、「アーサー王物語」であるといわれています。


アーサー王物語の舞台になるのが、グラストンベリーであり、グラストンベリートールは、パワースポットとしても知られ、チャリスの井戸水は、オーラソーマのイクイリブリアムにも使用されているといわれます。
そして、テーマは、「聖杯の探究」であり、一説には、グラストンベリーにおいて、初めて聖杯的テーマが完成したといわれてもいます。

わたしは、以前、このことを初めて耳にしたときに、なぜ、アーサーとギネヴィアと、ランスロットの三角関係や、ほかにもトリスタンとイゾルテとか、盲目的恋愛の悲劇的モチーフが、聖杯の完成に至ることになるんだろう?と疑問に思ったものでした。
しかも、その背後には、大天使ミカエルの意思があるということで、さらに意味がわからないな〜と思ったものでした。
大体において、アーサーは、聖杯を探究しそこねているし、聖杯を手に入れたのは、パルシファルですしね〜。
でも、少しづつ、自分なりに理解できてきたのです。
聖杯の探究は、「アーサー王物語」、全部の内容を含めて、「完成した」ということなのです。
アーサーの部下である、円卓の騎士たち、全員の行動なり、失敗なりが、すべて軌跡となって、聖杯の探究なのです。


≪ギネヴィア≫のワークは、アーサー、ギネヴィア、そしてランスロット
特に、ランスロットと、ギネヴィアに絡む主題がメインになります。

アーサー王物語は、このようにも評されています。
「いわば、この不完全な世界で、人間男女が、どうやって最善の生き方をすればいいのかの見本が描かれているのである。」


ギネヴィアは、アーサー王の王妃です。
ランスロットは、アーサー王の一番の臣下であり、最強の騎士であり、部下です。



ランスロットの悲劇、そして円卓の悲劇は、彼と王妃ギネヴィアの恋愛のために生じる。」
「アーサーに対する忠誠とその妻ギネヴィアに対する愛との板挟みにあい、ランスロットは、耐えられないほどの苦悩に陥る。」


物語のなかで、ランスロットは、以下のように描かれています。

「男と女の間で生まれた騎士、そしてかつて馬にまたがった騎士の中で、この男に及ぶものは、絶えてなかった。」
「戦士としての技、力、忍耐力、ともに比類なく優れた上、決断力、行動力においても迅速、かつ不屈だった。」
「親切で公明正大な心をもち、他人を思いやり、弱き者に対して優しいが、極端に繊細で、高度に張りつめた注意力も兼ね備えていた。」
「ライオンのように勇敢であるが、ランスロットは、恐ろしいということがどんなことかよく知っているし、恐怖を乗り切るためには、彼だって人と同じように身を引き締めなければならない。」
ランスロットに卑しいものは何一つなく、人から深い尊敬を受けても、思いあがるということは決してない。」
ミカエルエンパワーメントのワークhttp://shanti-flare.ocnk.net/product/232の、「火の試練」「水の試練」「風の試練」の資質を全部、ランスロットは備えているのです。
ミカエルの指導?は、こういうところに現れていたわけですね。
最高の騎士とは、というテーマで、ミカエルの基準が、目指すべき頂点として、円卓の騎士全員の目標として設定されているわけです。


ランスロットが、最初にアーサーの宮廷に来て騎士に叙せられたとき、王は、ランスロットに剣を帯びさせる心遣いを忘れた。
ランスロットに剣を贈ったのは、王妃であり、このいきさつこそ、二人の未来の関係を予示するものになったのである。
ランスロットは美しい王妃に、どうしようもなく恋してしまい、彼女の顔を正視することさえできない有様で、王妃も彼のはにかみに何か胸を打つものを感じとったのである。」


そのランスロットに与えられたミカエルの最後の(剣の)試練が、ギネヴィアへの「想い」だったのかもしれません。

(続きます)


12月24日(火)クリスマスイブ☆女神ワーク≪ギネヴィア≫

お申込み締切は、12月23日(月)夜10時まで。
お申込みは、シャンティフレアサイト↓からお願いいたします。
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