火星が、暴走しそうになったら、全ての人に尊厳があるということを思い出すこと!


火星は、今は、乙女座に入って内省の時期に入りましたが、獅子座を歩んでいたころ、不幸な事件がいくつか起こっていましたね。


火星の男性性のパワフルな衝動や怒りは、抑制が難しいという問題があります。
でも、相手を傷付ける、命を奪うという、一線を越えさせてしまうのは、やはり火星のエゴイズムです。


相手の命の重さよりも、自分の怒りや欲求不満を、重く捉えてしまう。
この「相手を、犠牲にしてもいい」という許可を出してしまうのは、一体何でしょうか?
相手の命を奪うことが、究極的に相手を自分のものにすることだと考えて、それを肯定してしまうものは、何でしょうか?


ここまで、極端な状況でなくても、ワークカウンセリングなどの現場でも、
些細なことでですが、相手を自分のために、犠牲にしてもいいのだという許可を出してしまっている人に、時々ですが、お会いします。
特に、恋愛や結婚相手などのパートナーに、そのような自分の犠牲に、相手をしてもいいという許可、およびや権利を自分に付加して、それを前提に、不満を口にする方がいます。


それは、初めは、愛情関係におけるちょっした甘言だったかもしれない。
でも、それがどんどん、エスカレートしてしまうタイプのかたがいます。
パートナーだけではない。
自分の子供に対しても、同じような感覚を持ってしまう人がいます。
逆に、自分の親に対して、同じような感覚を持ってしまう人も。


「自分のために、相手を犠牲にしてもいい。」


これは、どんなときにも肯定されるべき感覚ではないはずです。


でも、人は多くの不満やバランスの悪さを持って生きているから、そのはけ口が必要になる。
それで、そういう犠牲にしてもいいという、自分よりも下のランクを作り出して、肯定してしまうのでしょうね。

もしくは、愛しているからとか、愛ゆえにとか、愛をよすがにして、相手をそういう犠牲者に仕立て上げてしまう。

これは、火星の、男性性の、とても悪しき弊害です。


その悪しき火星の弊害に負けてしまいそうなとき、思い出して欲しいのは、

「すべての人に、尊厳がある」

ということです。

あなたの犠牲になってもいいと、世界で定められている人は、誰もいないのです。


それが、恋愛相手であっても、結婚相手であっても、その人に、完璧な母性や救いを求めることは、筋違いだし、相手に、あなたの要求に応えなければならない義務はないのです。


もっと言えば、あなたの母親であっても、高次のモデルから、わたしたちは、無条件の愛を、母性を求めてしまうけれど、母親が、あなたにそれを与えるという義務はないのです。
家族であっても、兄弟姉妹であっても、親族であっても、同様です。
それは、相手の意思に委ねられたこと。


だから、火星の悪しき誘惑に負けそうになったときには、
「すべての人に、尊厳がある」
ということを、ぜひ思い出していただいて。

そういう今までの、誤ったエネルギーを、≪観音≫に解消してもらってください☆

愛するということは、相手の自由を最大限に認め、そのことを愛するということだと、≪観音≫に教えてもらいましょう☆


補足として、相手の自由が、自分のハートを深く傷つけるレベルであるならば、適切な距離を取り、自分を守ることも大切です。
関係を手放すことも含めてです。
自分を傷付く状況のなかに、放置してはいけないと思います。
自分のことも、相手同様に、愛さなければ☆



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