偽りの「正義の仮面」を手放すための≪ターラ≫☆1


「良き人間としての安住の地を得たい。
そして、すべての人間を愛する思想を伝えたい。
そう思うことが、今大切なのではありません。

社会過程の中に生きて、
悪しき人類ととともに、悪しきその一員となることができるように、
自分の才能を発揮することができる、そのことが大切なのです。

悪しき存在であることが、いいことだからではなく、
克服されるべき社会秩序が、わたしたち一人一人に、
そのような生き方を強いているから、そのことが大切なのです。

自分は、どんなに善良な存在であることか
そんな幻想を抱いて生きようとしたり、
指をしゃぶって、綺麗にして、
他の人間などより、ずっと自分の方が清らかである
そう考えたりするのではなく、社会秩序のなかにあって、
幻想に耽らず、醒めていることが、今必要なのです。

なぜなら、幻想に耽ることが少なければ少ないほど、
社会有機体の健全化のために、働くことができるでしょうし、
こんにちの人びとを深く捉えて離さない睡眠状態から、
目覚めることもできるでしょうから」

「残酷になる勇気を持たないものが、しばしば残酷な信念を信ずる。」
ルドルフ・シュタイナー



この前の記事で書いた「犠牲者、依存、弱さ」を売り物にする人たちを、「なんて可哀そうな人たち〜!」と言って、助ける人たちもまた、存在しますね。
偽りの「正義の仮面」を被った人たちです。
(そこには、隠された優越感が潜んでいることが多い。)


これらの人たちは、本気で、自分のことを「いい人」であり「愛の人」であり、「正義の人」であることを、疑っていないことがほとんどです。
そして、そうでない人たちを、「ゆがんだ、ひねくれた人たち」であると思っていますね、笑。
この人たちが、一番重要にしているのが、自分が正しい側にいるのか、どうかです。


でも、このような人が、実は、犠牲者をさらに犠牲者であり続けさせ、弱いものからさらにエネルギーを奪い続けている、無自覚な善意の人たちです。

たぶん、3次元の人間のなかで、一番比重を多く占めているのが、このような人たちでしょう。
もちろん、あからさまな悪人ではありません、多くの場合、本当に善意の人たちです。


だからこそ、自分の善意が「偽善」であるということを指摘されることが、一番嫌いです。
心の奥底で、それを認めてしまったら、現在の「善意のヒエラルキー」が崩れて、自己の善意が瀕死にさらされる危険性があるということを無意識で自覚しているからでしょう。

もう一つ、この区分の人たちにとって重要なのが、多くの人の共通認識から逸れないこと(つまり常識)であり、周囲の人からの評価です。
それも、もちろん善意の評価です。


これら大多数を占める「偽りの善意の人」たちが目覚めたとき、自己変革を決意したときに、本当に世の中が変わります。


今、それをどのように行うか、高次領域では、慎重な検討がなされていると感じています。
もしかしたら、それは、「善意の人」が「善意の人」であり続けられないような危機的状況によって、もたらされるのかもしれません。
それは、社会的な混乱によってもたらされ、さらに社会的な混乱を深める結果を生むのかもしれません

その混乱なかで、意識的に目的を定めて行動することができるかどうか、それが、今後「自立」と「超然」を自分のものにしているか、否かにかかってきます。
それが、
「幻想に耽ることが少なければ少ないほど、
社会有機体の健全化のために、働くことができる」

と、シュタイナーが述べていることの真意なのではないか?と思います。


さらに新しい変化のスタートとなる2013年に、この「自立」と「超然」を天界から促されている意義は、きっとそこにあるのです。
≪ターラ≫は、そのための肝要なサポートエネルギーなはずなのです☆


追記☆
再び4月7日に「オーロラ爆発」も。
http://dailynews.yahoo.co.jp/photograph/pickup/?1365420737

マーガレット・サッチャーご逝去のニュースも飛び込んできました!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130408-00000577-san-eurp


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お申込み締切は、明日4月9日(火)夜10時までです。
お申込みはシャンティフレアから↓お願いします。 
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