湖に落下した隕石


引き続き、ロシアでの隕石落下のニュースが流れていますが、隕石の母体になるもの(大気圏突入前の大きさは直径17メートル、重さは1万トンだったと数字を上方修正した)は、どうやら湖に落ちたようですね。
まだ、その後の情報を待たないと正確なことはわからないと思いますが、ここで、「湖」というキーワードが出てきたのは、とても興味深いと思いました。


シュタイナーによれば、川が流れる地球の陸地は、天空(宇宙)と深い関係を持つのに対して、塩の多い海水は、宇宙とあまり関係しない....。
地球は、海を通しては、宇宙を見ない。

海(塩)には、宇宙ではなく、地球自身の力が強く作用する、それに対して、泉は、宇宙(高次)の力が作用している。
山中の水源の、純粋な水。
その水は、宇宙に開かれている。
その純粋な水が、川となり、海へ流れる、とされています。

この場合の泉は、その大きなものを(川への過程を為すものとして)「湖」と見なしてもいいのかなと思います。

金星の女神学校のなかでも、特に「豊かさの女神トリニティ」として扱っている3つのワークの内の一つの≪サラスバティ(瀬織津姫)≫は、泉、そして純粋な水が川となって海へと向かう流れとなる。
http://shanti-flare.ocnk.net/product/56

龍が仕えたい、頭の上に乗せたいと思う「穢れの無い高貴な玉」となるための「穢れ」を強力に流すエネルギーです。
その「高貴な玉」として、純粋な水として、泉で宇宙からの祝福を受け取り、その祝福を独占するとなく、他者の穢れも清めるために、海へと流れる川となるのです。
澱むことなく、清らかに、不動の存在として.....。

その不動の元となるのは、光と闇、陰も陽も、その両方あるということを、ここ地上は、二元性であるということを、心安らかに受け入れるということによって、周囲を清めるゆえの「不動心」です。

それが、≪サラスバティ(瀬織津姫)≫の清めであり、豊かさの循環であり、豊かさの確定であり、地上の「命の水」なのです。
心安らかに、損も得も受け入れる、そして流してゆく、変化してゆく、変化を受け入れる、心安らかに。
膨大な損失の経験のなかで、平然と清らかでいられる存在が身近にいたとしたら、その存在から受け取る恵みとパワーと勇気は、どれだけのものでしょう。
それを可能にするのは、やはり高次からすべてを豊かに与えられているのだという信頼に他ならず、それを可能にするのが、豊かさの女神トリニティなのです。
そういう状態であれば、膨大な損失をたとえ被ったとしても、宇宙が責任を持って回収してくれます。

宇宙とは、そういうもの。
宇宙の奇跡とはそういうもの。
宇宙のわたしたちへの信頼への答えかたとは、そういうものなのです。


だから、わたしたちは、怖れを、そして欲を手放して、いつでも常に豊かであることができる。
そして、その「豊かさ」は、多くの人に勇気と励ましと、希望を与えるものです。
まさに、永遠にふさわしい豊かさ。

両方あるということを、どれだけ心安らかに受け入れることができるようになるか、
光にもこだわりすぎない。
闇にもこだわりすぎない。
それは、すべて流れに過ぎないのです。
わたしたちの不動の豊かさと高貴さと、愛を確認するための、流れに過ぎない。
犠牲者であることも、加害者であることも手放して、大いなる豊かさのなかへご一緒いたしましょう。
大地を、地球を、潤す存在として......。

≪イシス≫の宇宙の水が、≪サラスバティ(瀬織津姫)≫に手渡された。
そんなインピレーションを感じます。
というか、これから起こる出来事に、より≪サラスバティ(瀬織津姫)≫的な「不動」の意識の強化が必要とされているのかもしれませんね。
前の記事のトップに載せたミルキークォーツは、≪サラスバティ(瀬織津姫)≫のグリッドのなかで、龍に望まれる、気高い玉を表しています。
とても綺麗な虹が浮き出るミルキークォーツです。
龍は、現実化のための強い大きなパワーを持っています。

最近、みなさんからいただくメールのなかでも「龍」のエネルギーを感じますというような内容が多くなっていました。

大きなパワーを自分のものとするときに、必ず通るのが、穢れを清めるという過程。
何が起こっても、揺るがない「不動」。
そういったエネルギーが、宇宙から届いたとしたら、それは、何を意味するのか?
答えは、一人一人違うのかもしれませんが、真摯に受け止めてゆけたらいいですね☆