全ての女性性に内在する高次由来の愛「5次元ナディ」の再神聖化☆3(男性性に対しての慈悲と赦し)


さて、今度は、「男性性に対しての女性性の慈悲と赦し」の事例(?)について、見てゆきましょう。


ある酷い虐待を、その夫から受けた女性が、再び転生して、同じ男性と再び結婚して妻になった際のカルマの事例です。


「ある有名な、そうそうたる実業家と結婚してから、十八年の間、彼女はある非常に困難な感情上の障害を耐え忍んできた。
夫が、完全な性的無能者なのである。
性に対する欲求も快楽も感じない女性にとっては、このような事態は別に悲劇にはならないかもしれない。
しかし、この女性のように官能的で愛情が豊かな場合には、これはまったくの悲劇である。
結婚解消や離婚の処置をとれば、問題は簡単に片がついたかもしれない。
しかし、この婦人は、そのどちらの手段もとる気にならなかった。
彼女は、夫を愛していたので、彼を傷つけたくなかったのである。

結婚の初期の二、三年は、絶望のあまり他の男性たちと関係をむすんだことも、たびたびあった。
それは、夫に対して不忠実であろうと願ったからではなく、ただ肉体的及び感情的欲求からであった。
しかし、次第に彼女は、この衝動さえも、神秘学の研究や瞑想の行によって克服した。


この女性は、過去生において、現在の夫である男性から不当な束縛を強いられていました。
それらの束縛に対して、この女性は、深い憎悪と復讐心を、夫に対して抱きました。

(この過去生の不当な束縛を課した影響で、現在も夫となっている男性は、性的不能というカルマを負う結果となりました。)
そして、今生、彼女は、このうえもなく美しく限りなく好ましい女性に生まれつき、前世で彼女を虐待した男と結婚している自分を、発見します。


「嫉妬で彼を気違いにし、友人たちの面前で彼を恥かしめ、離婚によって彼をたたきのめしてやることのできる充分な機会を持っていた。
これ以上、彼女は、何を求めることができよう。誇りやかな意気揚々たる復讐を勝ちうるのに、これ以上おあつらえ向きの環境があろうか。
この環境は、激怒と怨恨の絶頂にあった彼女がかつて心に描いた、念入りな悪意ある復讐の成就に見えるではないか。
しかし、彼女は、それまでの間に霊的に成長していた。
彼女は、もはや人に不親切をする気になれなくなっていた。

彼女の肉体と感情の健康さは、何らかの形で性的表現を要求していた。
しかし、彼女は、夫を愛していた。
彼女は、彼を離婚しなかった。
彼女は、自分の性欲と美と若さを、忠誠と献身の情に捧げたのである。
そして、六世紀前に、自分自身に課した(カルマの)テストをパスしたのである。



これも、溜息が出るような内容ですが、この女性は、復讐の機会を慈悲の実践の機会に変えたという点で、女性性の高いレベルの愛を表現している内容だなと思います。


5次元ナディのなかの、マグダラのマリアのチャネルでも、
その慈悲を育ててゆくとき、必ず新しい何かが生まれるのです」と語られています。
男性性に対しての深い慈悲を養うエネルギーも、5次元ナディの「再神聖化」のエネルギーの大きな部分を占めます。


この事例にあるような女性が、どのようにして、激怒と怨恨を、「赦し」の感情へと浄化させたのか、深い説明はありませんが、きっとそこには、高次からの働きかけがあったに違いありません。
神秘学の研究や瞑想の行によってという記述があることからも、それは推し量れると思います。

そして、「赦す」ことの真の難しさは、激怒と怨恨を経験した魂にしか理解できないと思います。
でも、それゆえに、激怒と怨恨を、経験することを選ぶこともあるのだと、逆説的に見ることも出来るような気がします。

それは、今、激怒と怨恨に苦しむ女性性を抱いている人に、深い慰めと力を与えるのではないでしょうか?
何度かの人生では、その激怒と怨恨によって、復讐に走ってしまったこともあるかもしれません。
でも、また何度でも、「赦し」を実践する機会も、わたしたちには与えられているのだとも思います。
ちょっと、頑張ってみたいですよね、笑。


高次から、たくさんのサポートが与えられている、今なのですから☆


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