「ラブリー・ボーン」

今、「ラブリー・ボーン」を、読んでいます。





これは、とても重い内容の本なのですが、映画は見たのですけれど、原作も読んでみようと読み始めたところです。

それで、「第二チャクラ」の記事を書いて、また本のなかでも、気付きがあったので、その部分を書き出してみます。


主人公の少女を暴行して殺した犯人に対しての、殺された少女(すでに亡くなった)の天国(おそらくこの場合は、4次元)からの、モノローグ的描写です。


「それを聞いたその時でさえ、鵜呑みにはしなかった。
嘘をついているんだとすぐに思った。
悲しい嘘だなとも思った。
ひとりぼっちで寂しかったんだなって。
保健の時間に、あんな感じの男性がいることは教えられていた。
一度も結婚することもなく、毎晩冷凍食品を食べ、拒絶されることがいやだからペットも飼わない。
そんな男もいるっていうことを教わっていた。
だから、かわいそうだなって思ってしまったんだ。」


「’俺のことを愛していると言え’と、あの男は言う。
そっと静かに、わたしはその言葉を口にした。
それでも、終わりはやってきた。」


拒絶されることを、怖れること。
それは、癒されるべきことです☆
そして、勇気をもって、克服すべきこと。