10月10日〜10月17日☆「深い夫婦愛から生まれた子供としての愛の癒しのヴィーナスファンデーション」内容説明1


蠍座から火星は昨日抜けましたが、今度は、水星と土星蠍座入りしました。
そして、10月の後半には、太陽も蠍座に入り、いわゆる蠍座の期間に入ります。

蠍座のキーワードの一つに「情念の深い関係性」があると思います。
そして、その「情念の深い関係性」は、男女関係、夫婦の関係、そして親子の関係が当てはまると思います。

今回の10月10日からの「ヴィーナスファンデーションヒーリング」は、男女関係、夫婦の関係、そして親子関係をすべて内包したインナーチャイルドヒーリングになっています。


蠍座は、セクシャリティとも深い関連をもったサインです。
そして、わたしたちは、誰でも、男性と女性の性的な結合によって、受胎し、この世に生を受けます。
そして、その子供にとって、どのような父と母の子供として生れるかは、その後の生育環境や影響において、非常に重要な事項になります。

お互いへの深い愛によって結ばれた末の、性的な結合によって生まれる子供と、そうではない、愛を感じられないなんらかの理由やアクシデントや安楽な考えや、思慮に欠ける行動の末の結合によって受胎されたケースでは、その子供の存在理由(生まれてきた意味)の不明確さや、魂の深いレベルに与える影響は、大きく異なるでしょう。


わたしたちが、一般的に初めて愛を学ぶのは、両親の愛からです。
父親と母親のお互いの間にある愛が、溢れて、子供に注がれるのが、理想的なケースです。


けれど、人間は、いろいろな欠点や間違いを犯す生き物ですから、理想的な夫婦愛の両親の元で養育されるケースばかりではないのが、現実でしょう。
また、生まれる前から決めた魂の試練のために、敢えてそういう愛情や配慮に欠けた両親を選んで生まれるケースや、なんらかの理由で、両親が二人揃わない状況の元で、育つケースもあることと思います。


一般的にどちらか、たとえば母親だけ、または父親だけに育てられるケースは、それだけ親子としての深い関係性を学ぶことにはなると思います。


けれど、もしかしたら、一番深刻なケースは、両親が揃っているけれども、その両親が不和である関係性のなかで養育されるケースかもしれません。
両親が喧嘩ばかりしているケースや、どちらかが、愛情を得られなくて不安定さを抱えているような場合には、子供にかかる精神的負担は、とても大きく深刻なものになるでしょう。
両親から、お互いを思い遣る愛情や安心感、つまり愛への信頼感を学ぶことが出来ないからです。


どの子供の魂も、両親の確固たる愛情の元に生まれたという確信という滋養を必要としています。
それは、自己存在の安定感や、自信、安心感に繋がります。
元々、子供の魂は、不安定な要素を抱えて、この世に生まれて、両親の愛情に支えられて、自分に自信をもってゆくと言われています。

ですから、特に三歳までに、どれだけ欲求が満たされたかが、この世で生きてゆくことの信頼感に直結すると言われるのです。

ですから、両親から愛し合う男女の関係性を学べなかったということは、この世を生きてゆくこと、愛を信じること、与えること、受け取ることに、とても大きな障害をもたらすことになります。


続く。