ミカエルロータスシステムワーク(第三チャクラ開花)☆4


「神秘学の学徒は、思考しないまま、ぼんやり物思いにふけったり、眺めたりすることがないようにしなくてはなりません。
学徒は、聞きなくないときには、すざまじい喧騒のなかにいても、何も聞こえなくなるように自分を訓練します。
また意識的に視線を向けている事物以外のものは、見ないようにします。
学徒は、あらゆる無意識な印象に対して、自分のまわりに魂的な壁を築かなくてはならないのです。

神秘学の学徒は、このような目標に向けて、とくに思考の営みを念入りに整えていなくてはなりません。
たとえば、ある事柄について考えようとするときには、意識的に完全な自由を保持しながら、その思考を結びつけることが可能な思考のみをさらにつなげていくようにします。
好き勝手な思いつきは退けます。
そして、その思考を何か別の思考と関連ずけようとするときには、注意深くどこでこの別の思考が、最初に思考と結びつくのかを考えます。」


たとえばある事物に反感を抱くときには、この反感を押さえて、この事物と意識的な関係を築くように試みます。
そうするうちに、無意識的な要素が、学徒の魂的な生活のなかに混ざり込むことは、しだいに少なくなってゆきます。

このようにして、自分自身を育成しながら、さらに霊学の指示に従って、瞑想(内観、全内的統合)を行うならば、みぞおちの辺りにある十弁の蓮華は、正しい方法で成熟してゆきます。

そうなると、私たちがすでに述べたような霊的な感覚器官を通して、形態と暖かさとしてのみ捉えていたものが、霊的な光や色彩を帯びるようになります。
そうなると、たとえば、その魂の資質や能力、自然のなかの力や、隠された特性が姿を現します。
またそのことによって、生命存在の色彩のオーラが現れ、私たちのまわりに存在するものは、その魂的な特性を明らかにします。」


以上が、十弁の蓮華(=第三チャクラ)の機能のゴールです。
シュタイナーは、オーラを見る機能は、第三チャクラであると以上のように規定していますが、わたしも経験上、そのようであると感じます。

とにかく、霊的な能力を上げるということは、通常の認識よりも、情報量が圧倒的に増えるということを意味します。
ですから、それに備えるためにも、ミカエルの助けを受けて、わたしたちの不適切な情報のフィルターを外してもらうこと、これはとても大切なことだと思います。