12月10日皆既月蝕開催☆月の女神学校グループワーク 『他人と優劣を比較する感覚(ランク)に対処する』


最近、TSUTAYAさんでレンタルが安くなっていたので、何かまとめて借りよ〜と思い、ハリーポッターか、スターウォーズかな〜と思いながら出向いたのに、なぜか、大河ドラマの「龍馬伝」に目が入ってしまい、長いから、こういうのをまとめて借りるチャンスかもな〜、でも見るの大変かもな〜と思いつつ、気になったので、借りてきて見ているのですが、結構これが、夢中になって、ハイスピードで見ています、笑。



典型的な男性性のテーマがてんこ盛りで、唸りながら見ています。



たぶん、実際に放映しているときには、まだそんなに男性性のテーマに、わたし自身が取り組めていなかったのかもしれませんが、今、このタイミングで、すご〜く入ってきています。
ここ最近のワークのテーマにも深く係わっているな〜と思い、見させられている感マックスです。
来年は、辰年だし、時季的にも合っているような気が、個人的にはしています。




さて、ご覧になっていらっしゃったかたも多いとは思うのですが、わたしは初めて見ていますので、説明させていただきますと、この「龍馬伝」を見る限りにおいて、龍馬の周囲の男性たちは、どのかたも、みんな龍馬に憧れと、嫉妬と好意ない交ぜの感情に、翻弄されているように思われます。
まさに、男性性の優劣を競う気質の現れが、特徴的に描かれています。


だいたい、古今東西の英雄物語においても、一人の英雄に、天敵の人物が一人描かれて、その英雄をひたすら憎んだり、邪魔したりするものですが、さらに西洋の神話などの英雄伝では、その邪魔を、女性性的な存在や、怪物や物のけみたいなのが、更に加わって担当するのですが、坂本龍馬さんは、歴史上の実在の人物ともあって、天敵というよりも、龍馬の幼馴染たちや仲間たちの、嫉妬や羨望の思いが、リアルに描かれているな〜と思います。


そして、男性の大義や忠義のために戦いたいという思いや、立身出世を望む気持ちや、激しい情熱を何かにぶつけて昇華させたい気持ちや、自分は、あくまで正しく敵が悪いというような、内面の投影を外敵の攻撃にぶつけて心理的な緊張を解消させようとする男の世界が、よく描かれているな〜と思って見ています。


ドラマ仕立てだからなのかもしれませんが、本当は、みんな龍馬を越えたくて、越えられなくて、それで苦悩しているような感じ。
それに、時代背景の大きな波が押し寄せていることに、まさにマッチして場が与えられたということが、龍馬とその周囲の人物の生きざまを鮮やかなものにしています。




そんな中、龍馬自身は、自分と周囲を冷静に深く見つめ、自らリーダーの立場には、決して立とうとしない。
みんなをコントロールしたり、利用して権力を得ようとか、そういう部分からは、心理的に脱却している。
まさにミカエルエンパワーの「火の試練」も、「水の試練」も、「空気の試練」も、てんこ盛りの内容で、そのどれにも、龍馬が、現実の生活でぶつかっているように思うイニシエーター(秘儀参入者)なのでしょうね。
本人の自覚はなくても、やはり高次から選ばれて、自分も選んでいるイニシエーターなのでしょう。


誰も、龍馬には、心底では、叶わないと思うのだけれど、誰もそこが、叶わない理由なのだとわかるまで、それぞれに苦闘を重ねてゆくしかない。
なにか、とても、切ないものを感じます。



そして、龍馬の、ただただ、平等と、自由と、友愛の気持ちを持つあり方も、なかなか理解されずに、誤解を生んでゆく。
でも、龍馬は、孤独に強いですね。



高潔で、偉大なリーダーとなる人物は、高次の計画によって、幼い頃に母親と死に別れの経験をさせられるものですが、龍馬もそうですね。
このような愛情の元である母親を失う経験が、人の痛みや、苦しみに敏感な優しい気質を育てる故に、高次では、リーダーとなる人物には、そのような試練を、敢えて与えるようです。
だから、龍馬も本当に周囲の人たちへの慈愛の感情が豊かであり、それがある故に、大きな力の元となる資質を誤ることなく扱うことができるリーダーになってゆくのですね。



その共感と慈愛の感情がベースにあるゆえに、男性性の戦いへの本能を抑え、「戦い」を嫌う性格も、ちゃんと形成されています。
そして、「戦い」を嫌うことが出来る冷静さを持てるのは、本当はとても「強い」からだというところも、バッチリできています
。(やっぱり選ばれてる?でも、努力もかなりしているのは、もちろんです。それは、火の試練の部分。)
でも、これが周囲の男性性の攻撃衝動まっただ中の男性群たちには、なかなか受け入れてもらえないところでもありますね。




特に、武市半平太と、岩崎弥太郎ですよね。
とても特徴的に描かれています。

武市半平太の生き方の誤り方加減が、まさに男性性のプライドと独裁的権力を欲する傷の典型的なあり方で、見ていて、ああ〜、(ため息)と思ってしまいます。
最後が悲惨な結果になる典型ですよね。
でも、これもいい悪いではなく、男性性が経験する一つの典型的なものなのだろうと思います。



背景に、上士と下士の、理不尽な階級差別の土佐であることなど、武市半平太の義憤に、火に油を注いだ材料も大きかった。
けれど、その義憤を、自己の内面を探ることで昇華した龍馬(水の試練&空気の試練)と、内面を見つめることなく外の世界に投影したために、自分も力を持ったときに、自分が忌むべき存在に自らもなってしまう(革命後の独裁者にありがちな)結果になった武市半平太も、これまた対照的です。




さて、「龍馬伝」に、ちなんでいろいろ書いてきましたが、ひとつの年末のクライマックスである12月10日の皆既月蝕満月の夜に開催するワークは、なんと、月の女神学校 『他人と優劣を比較する感覚(ランク)に対処する』になりました。

今まで、ナディマスタートランスミッションなどを行うことが多かったので、ちょっとびっくりしましたが、流れのなかでは、完璧なワークかなと思いました。



困難に負けずに、正しく高潔に歩む男性性のテーマ「英雄」のテーマが出てきていましたし、そのためにミカエルや、パラス・アテナなどのサポーターの動きも活発になっていましたから。
男性性のサポートは、今、高次の関心事なのだと思います。




それも、これも、わたしたちが、「魂の使命」と「魂の憧憬」に目覚めるというのが、今年2011年の大きなテーマであったからです。


だから、その2011年の年末を飾るイベントの皆既月蝕の満月に、月の女神学校 『他人と優劣を比較する感覚(ランク)に対処する』が、開催されるのは、意味深いと思うのです。
前回の『自分を無価値で、みじめな存在だと感じたときの感覚に対処する』から引き続く、男性性の傷の大きなテーマだからです。http://d.hatena.ne.jp/birth-of-venus/20111117/1321498194




それは、11:11:11の満月に、「8次元ナディ」を開催したことからも、連動しています。
「8次元ナディ」で、わたしたちは、人と自分の価値を比較する感覚から、ワンネスの意識への移行の流れに入ったからです。




以下は、ワーク内容のご説明です。

グリッド中央のラピスのスフィアは、恒星意識に働きかけるものです。
恒星意識とは、太陽のように自ら輝くことのメタファです。



わたしたちのエモーショナルレベル(感情体)の浄化、純化が進むと、アストラルレベル(星幽体)が、自ら光となって発光し始めると云われていますが、それが恒星意識と呼ばれるもののようです。
この恒星意識が、≪聖人の後光と呼ばれるもの≫ということですね。
この恒星意識が、わたしたち一人ひとりが、実は「星」であると云われる所以です。

男性性というのは、この栄誉を目指して、突き進もうとします。そのために与えられた向上しようとする意識が、低いレベルでのみ機能した場合に、「優劣」の意識となってわたしたちを苦しめるのです。



太陽(恒星意識)を目指すためには、月は、経由しなければならないプロセスです。
月=「自らを顧みる鏡」です。
月には、わたしたちが、名誉と栄誉を目指して、経験した苦い思いや、失敗の苦しみ、嫉妬し、競争し戦った傷を、わたしたちが、自らを省みる準備が出来たときのための鏡としてして、記憶を蓄えています。


周囲のホワイトクリスタルには、ショックやトラウマに係わるオレンジが隠されています。
また、青に対応する、わたしたちのレッドのエネルギー、レッドは火星に対応し、男性性の情熱や怒りも隠されています。
それらを、月のエネルギーによって、癒し昇華させます。



男性性の向上しようとする真に完成された情緒は、「勇気」です。
わたしたちの過去の男性性にまつわる傷を強力に癒し、勇気を持って今後進んでゆくために女神の助けを借りましょう。



わたしたちは、ひとりひとり違った環境、違った能力、違った個性を持ってこの世に生れてきています。それは、ひとりひとりの魂の選択であり、優劣を争うものではありませんが、現実は、わたしたちは、競争(社会)のなかで、ランク付けされ、特にわたしたちの男性性の部分は、社会的であるゆえに、常に他者と自分の優劣を比較させられているのだと思います。


適応能力に優れ、いわゆる優性であるという自覚があるものは、強者として存在し、そうでないものは、負け犬として弱者として存在すると考えたり、感じたりしたことが一度もない人は、いないのではないでしょうか?
「月の女神学校」としては、最後のvol.6では、この他人と優劣を比較する感覚に対しての癒しと浄化のエネルギーを受け取ってゆきます。
コーザルレベル(思考体)にも働きかける内容になっています。



【お薦めコメント】
社会的評価における優越感および、劣等感に関するトラウマを癒す。 
高次からの慈悲を受け取り、ありのままの自分に価値があるのだと認識します。
承認に飢えた男性性の苦闘と虚勢を癒します。
自分に誤った評価を下した人や、差別的な価値観を押し付けた人を許し、高次からの真の評価を受け取り、高潔な人格として歩むことを助けます。
価値を持つことや、評価されることを自分に許します。
集団生活(たとえば学校教育)や、社会生活(会社や、地域等)で、受けた評価から自由になるための、不要な思い込みや、制限を解放します。
リーダーシップや責任を取ることの許可を与え、社会的に真に有益な人物として尊敬されながら存在する意義を見出します。
序列や権力に屈しない力強さと勝利(高次における)の守護をや可能性を受け取る

ということで、
12月10日(土) 皆既月蝕満月の夜に、月の女神学校グループワーク 『他人と優劣を比較する感覚(ランク)に対処する』を開催させていただきます。

お申込みは、シャンティフレアサイトからお願いいたします。
http://shanti-flare.ocnk.net/product/202

お申込み締め切りは、12月9日(金)午後10時までです。
たくさんのお申込みをお待ちしております☆