去年の「芦ノ湖番外編」の続きを書くに当たって☆1

去年の9月、≪サラスバティ≫開催のあとに、箱根芦ノ湖に行ってきたのですが、そのことを書く前に、遥か?昔の「あること」を書きたいと思います。
(去年の体験記の以前までの内容は、右下の「豊かさの女神トリニティ」のカテゴリーにまとめてありますので、ご覧くださいませ。)



わたしは、2004年の3月から、今のこのお仕事をスタートさせ(られ?)ました。
初めのころは、わからないことばかりで、戸惑うことも多かった。


それでも開始したそのときには、人智を超えたエネルギーが、作用していたなと思います。
それこそ、豊かさの女神トリニティのエネルギーだったのかもしれません。
けれど、当時は、まだそんなこと全然わかってなかった。
無我夢中だったからだと思います。


そして、お仕事2年目の2006年の年始めにこんなことがありました。
少し前から、「音を使うんだ」というガイダンスを受け取っていて、今でこそ、「トーンサラウンドセラピースクール(音叉セラピースクール)」も主宰させていただいていますが、そのときのわたしは、「音ってなんですか?」って感じでした。


それで、手がかりを得ようと、Komala Uta Rohdeさんというアリゾナのヒーラーさんが、「サウンドレゾナンス」という音のヒーリングのコースを開催するというので、ワンデーセミナーに参加しようと思ったのです。
音のヒーリングなんて全く、何もわかっていなかったので。


そして、そのセミナーの日、わたしは、会場の鎌倉由比ヶ浜に出かけました。
その途中、横須賀線が事故で止まってしまったので、これでは遅刻してしまうと思って、会場に電話したのです。
確か、大船で電話したと思います。
そうしたら、全く予想外の返事が相手から返ってくるではありませんか!
「えっ本日は、そのようなセミナーは開催されておりませんが?」


わたし「えっ?????」


よく確認してもらうと、わたしが出席するはずだったセミナーは、数日前にすでに開催されて終わっていたのです。

電話口のかたは、「欠席されたかたにはご連絡が行くはずなのですが、無かったですか?」とのこと。

わたし「...........、、、、無かったです。」

わたしが、セミナーの日時を全く勘違いしていたのです、泣。


もう終わってしまっているなら仕方ありません。
わかりましたと伝えるわたしの声がかなり沈んでいるのを、相手のかたも感じたようでした。
けれど、もう仕方がありません。
受講料も決してお安くなかっただけに、なんでこんなことが起きるんだ!と、しばらく駅で、呆然自失の状態で、ぼお〜っとしたと思います。



そしたら、また携帯電話が鳴って、先ほどの相手のかたでした。

「今、Komalaに事情を話したら、かわりにプライベートセッションしてあげるからいらっしゃいということなのですが、いかがですか?」
とのこと。

その日は、Komalaさんが、たまたまプライベートセッションの予定を組んでいた日だったらしく、枠に空きがあるから、そこに入れてあげると。
セミナーの替わりに良かったらと。


そのときは、もう何かにすがりたい気持ちで、「行きます!」と即答。
電車も動きだし、わたしは会場に向かいました。


わたしが着いたときには、前のかたがセッション中でした。そして終わって、次にわたしが受けられるようになりました。この空きのタイミングも、今考えれば、絶妙な高次の配慮だったと思います。そして、わたしが全くとんちんかんな日にセミナーのスケジュールを手帳に書き込んでいたことも。そして欠席の人に来るはずだった連絡が来なかったことも。


Komalaは、大柄で包み込むような感じの人で、若いころは、すごい美人だったんだろうな〜という容姿のかたでした。
まず、笑って、「大変だったわね、でも。あなたラッキーだったわね、プライベートセッションのほうが料金が高いのよ、あなたには、セミナーではなくて、プライベートセッションが必要だったということのようね」と。
もちろん通訳のかたは、入ってのやりとりでしたけれど、苦笑。

そうなんですよね。かなりおまけしてもらっていたのです。

そして、次にKomalaは、「わたしは、こう見えても、礼儀正しい人間なのよ、だから初対面の人には、普段は、こんなこと決して言わないんだけれど、あなたはヒーラーのようなお仕事をしている人なの? そうしたら、あなたはすぐにお仕事を止めなければならないわ!」と言われました。


さて、長くなったので、いいところなのですが、続きは、また後にしますね、笑。

(続く)