海に行ってきたこと☆
電車が止まり、余震での津波の危険性も高まり、電気も停電しているところも増え、携帯や通信は繋がらない。
どう考えても、出掛けるタイミングじゃない!
けれど、海に行くと決めたあのタイミングが、自分のなかでは、どうしても気になってキャンセルする気持ちにならないんです。
津波の危険地域の赤い地域が三浦海岸にも付きました。泊まると決めた場所は、葉山の海岸近く、御用邸にも近い場所でした。
電車も動いていません。
11日に、だんだん深刻さが深まってゆくと同時に、本当に当たり前の暮らしがいろんなものに支えられていてのことで、当たり前じゃないんだと、そして今自分が無事であることを本当に感謝しなければと感じると同時に、なぜ、今、これらの自然災害が起きたのか、自分なりに理解したい、させてもらいたいと感じました。
こんなときだからこそ、地の精霊のノームや、海の女神の意思と繋がりたい、そのためには、ここに居るよりも出掛けたほうがいいのでは?と感じたり、逡巡していました。
そして、強く感じることは、自然界の精霊たちも、高次の存在たちも、準備なしにはこのようなことを起こしたりしていないと云う感覚でした。
わたしは、普通の感覚とは異なった領域でまさに仕事をさせてもらっており、それで生計を立てさせてもらっています。
だから、わたしはワークで、ヴィーナスファンデーションと月の5次元ナディのバージョンアップとして意識的に受け取っていたけれども、きっとすべての人たちに、その準備のための安心と守護のエネルギーを事前に注いでいたに違いなく、それは被災地の方々に一番強く送られていたに違いないと感じてきました。
そして、意識的であれ、無意識的であれ、それをみんな受け取っていたに違いない。
けれど、それにはやっぱり個人差がある。
そして、少し書きましたけれど、わたしは生きてる方よりも、一瞬の波で命を奪われた多くの人のほうに意識が強く同調したのです。
よく云われるように、事故や災害などで一瞬にして命を奪われた人は、自分が死んでしまったということが、よく飲み込めないままに、異なる次元への移行に上手く取り組めない人が多いと言います。
おそらく、漂いながら、多くの人が状況を飲み込めずに、死へと移行したのではないかと感じたのです。
それが、その戸惑いが、わたしに大きな泣きたいという衝動になってやってきていました。
そして、泣いて、落ち着いて何か勇気のようなものが湧いてきて、特殊な感覚のなかで仕事をしているわたしだからこそ、離れた場所でも、亡くなられたかたのサポートこそ出来るのかもしれないと感じたのです。
亡くなられたかたは、すでに肉体を離れていますので、いわゆるスピリチュアルなエネルギーには、生きているときより全然認識できるレベルが高いのです。
わたしが、ヴィーナスファンデーションとして受け取っていたエネルギーもすでに、それらの人たちにも送られているはずで、それにすぐに繋がれるはずなのでは?と感じたのです。
ただ、混乱しているとそれが難しい。
でも、海という意識の媒体に強く繋がれば、少しでもサポートできるのかもしれないと感じたのです。
そして、13日は、災害の3日目に当たる。
だいたい、3日目で、自分が死んだことを認識し始めるというのも意味があるような気がしたのです。
わたしは、ワークのエネルギーを受け取る設定は何度もやっているので、そのコツは掴めているのです。
そして、エネルギーは、きっとそこにある!と感じました。
わたしの拙い意識レベルで、どれくらいの魂が気付いて受け取って、繋がってくれるのか?とも思いましたし、完全に少しおかしな自己満足かもしれないとも思いましたが、じゃ、なぜあのタイミングで海に行くことを示されたんだろうとも思いました。
もちろん、高次の存在たちは、そういうことをわたしに強制したりはしません。
で、考えた末のわたしの結論は、駄目でもともと。出来る限りのことはやってみよう、じゃないと、わたしが後悔しそうな気がする。というものでした。
そうしたら、すご〜く、自分のなかに平和な、平安な、安心な感覚、愛としか言えない感覚が広がってきて、この決断でいいんだなと、自分なりに確認しました。
そして、水の精霊が、ウンディーネが、水の女神たちが、ハトホルが、サラスバティが、そして聖母マリアが、観音が、手を貸してくれるに違いないと感じたのです。
13日、電車も動いて、海岸線をバスで走って、夕方近くに、目的地に着きました。
本当に宿の玄関を出て、10メートルで海岸です。
建物からも海が眺められる。
うわ〜、本当に、近いな〜という印象。
泊まっている人は、どうやら、わたしだけらしい、苦笑。
海の近くで、わたしが眠ることが、設定の一番最適な条件だったから、これはこの場所が最適だなと思いました。
そして、夕食まで海岸を散歩しました。
とても静かな海でした。
そして夕日がとても美しかった。
心が安らいでゆくのを感じていました。
そしてこの海は、あの被災地の海岸にも繋がっているということも強く感じました。
というか、海は、地球のすべての海と繋がっているんですよね。
改めて、繋がっているということを、強く強く感じたのです。
そして、去年の夏の自然と繋がる旅もずっとお伴してくれたレムリアンシードクリスタルと、もう一つ最近手にしたクリスタルのワンドを海水に浸しました。
続く☆