2次元ナディのもうひとつの重要なテーマと、「聖母マリア」の関係☆


2次元のもうひとつの重要なテーマがあります。
2次元は、「すべての創造の種が眠る漆黒の闇」である部分です。

2次元は、わたしたちの誕生体験と関係があるようです。
「脳を越えて」の著者である心理学者スタニスラフ・グロフは、出産プロセスにおけるトラウマ、つまりバースプロセスにおけるわたしたちの潜在意識にある一つのモデルを重要視しています。

1.子宮のなかに存在して出産が始まる前の状態、2.子宮口が閉じたままで出産プロセスが開始した状態、3.苦しい産道をとおりぬける状態、4.そして出産、わたしたちがこの世に誕生した状態です。

1.は、母子ともに良好な状態であれば、とても楽園的な状態です。守られて安らかに存在しています。けれど、母親の健康状態や精神状態、そして薬物の影響や双子などの状態では必ずしも楽園的であるとは限りません。

2.は、出口が閉ざされ、締め付けられるという状態の象徴だそうで、終わることのない不可避な耐えがたい状況のモデルになるそうです。つまり地獄のイメージ、罠や檻に閉じ込められる感覚。呼吸困難や強制収容所のイメージなど被害者的イメージ。

3.は、母体が、自分に危害を加えるような象徴イメージ。加害者であるとともに被害者であるというような性的なSMの感覚や、殺人と血ぬられた供犠のイメージ。戦争や革命。

4.は、それらからの解放のイメージ。危機的状況からの思わぬ解放、戦争や革命の終息、事故や手術からの生還。

などがイメージされるそうです。

出産体験のイメージは、わたしたちの最も深い潜在意識に蓄えられます。
それらがのイメージが眠るのも2次元のようなのです。

わたしたちが誕生するということは大変なことです。
たとえば、子宮のなかで守られた楽園からも出てゆかなければ誕生できません。
きつい産道をとおり、結果はわからないけれど、その揉まれるプロセスを通り抜けなければ誕生できないのです。
出産は死産となる場合だってあるのです。
まさに、胎児であるわたしたちは、命がけでこの世に誕生するわけです。

グロフによれば、この誕生時の潜在意識を顕在意識に登場させ解消しようとする試みが、暴力や戦争や、この世に地獄を表出する元になっている、つまり、どんなに戦争が悲惨なもので、わたしたちを苦しめるものであったとしても、わたしたちがそれに対して完全な抑止力を持つに至れないのは、わたしたちの潜在意識にあるモデルケースのためだということです。
つまり、それが抑圧されたままだと、わたしたちがそれが現実化することを望んでしまうということです。

このモデルシステムを各自が理解し、自分の内面や潜在意識に個人的に癒しの手を入れなければ、それは現実的に回避できないだろうということです。

それを可能にするのが、再誕生のプロセスです。

意識的に死のプロセスを通り、再び意識的に生まれる。

これって「月の女神学校」のワークなのです。良き、聖なる子宮においての生まれ変わりのプロセス。
わたしたちが男性性と女性性に分かれ、女性の胎から生まれることになった、そのときから、わたしたちにこの無意識のバースプロセスは作用しているのです。

生きている中で、出会う困難や危険や、戦争などの悲惨な体験。
非人間的な本性に出会うすべての体験は、現実にこのバースプロセスを乗り越えようとするための試練なのかもしれません。

マスターたちは、このすべてのバースプロセスの癒しを完了させるために、2次元に下降するのかもしれません。
昨日書いたように、すべての存在への慈悲とともに、癒しを完成させるためにも。


わたしたちが、2次元ナディでおそらく学ぶであろうことは、どんな残酷な行いや、不当な体験にも、その理由はわたしたちに内在しているということです。

それを理解して乗り越えてゆけば、わたしたちはそのプロセスをクリアできます。
もう、それらに影響される必要がなくなる。

2次元の下は、1次元で、1次元は10次元とイコールであるいわゆるヴォイドであると9次元のときに説明されたと思います。
今回それがまた少し理解できたような気がするのです。

本当に2次元を味わい尽くすと、それは、天国11次元への直通の出口になる。
また、9次元への直通にもなる。

そして、9次元から8次元へと移行することもできるのかもしれません。
8次元ワンネスの次元へ。
そして、愛の奉仕の7次元への下降。
次元のプロセスを一巡したマスターたちの深いわたしたちへの愛のコミットメント。

それが宇宙は廻っているということだし、地獄だって愛なのだという意味なのかもしれません。

わたしにはまだ無理ですけど、それらを深く理解したマスターたちは、本当に何も怖れることがなくなるのでしょう。
どんな現実でも受け止められる。
どんなさなかにも、平和でいられる。
何を見つめても、人間の内側に何を見たとしても愛することができる。


今は、無理でも、いつかはクリアできるように、その準備のための12月22日の冬至の2次元ナディマスタートランスミッション
4次元のときと同じように、地獄体験するのではなく、その意味を理解することを準備するような内容になってゆくのだと思います。

そのために、まず、どんな自分も肯定してくれる愛としての、「聖母マリア」のエネルギーを自分のものにしておくこと、これは命綱というか、母性に対しての全き信頼を取り戻しておくという意味で大切なプロセスなのだということです。
良き子宮のイメージを自分のものとしたときに、2次元も天国になるのだと思うので。

聖母マリア」実施の21日は、皆既月食の満月です。
月と地球がきちんと重なります。
わたしたち(地球)と月(聖母マリア)の全き重なり、とても意味深く、効果的な宇宙のスケジュールだと思います。

まずは、母性への信頼を取り戻したいというかたは、2次元ではなく「聖母マリア」のみを受けてみるのもお薦めです。

以上です☆

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