ゼロ磁場 69 チリの奇跡
戻りました〜♪
今回は、とても楽しい体験とはいきませんでした.......。
芦ノ湖が、陽の体験だとすると、今回は、陰の体験ともいえるかもしれないし、それ自体で統合なのかもしれない。
実は、芦ノ湖から帰った直後も、とても陰な体験をして、それがバランスとして、新しい扉を開けるものとして、とても大切な出来事だったからです。
けど、正直に言えば、なぜここに来てしまったのだろうと思いました。
けれど、ここに来ることは、必然というか、笑、全然間違っていなくて、それはそれで完全なのですけど、自分の好きな場所ではありませんでした(ゼロ磁場)。だからこそ必然で。
だから、ここに来れたこと、その場所に感謝しました。
もう少し整理しないと詳しくは書けないというか、もしかしたら書く必要もないのかもしれません。
すごく象徴的なこととして、昨日から、チリの落盤事故の奇跡の救出が始まって、それが、事故から69日目だったということと、今日の宿のチェックアウトの時間丁度に、33名全員が無事救出されたということがあるような気します。
しかも、わたしは普段家ではテレビが無いので見ることがないのですが、宿のテレビで映像をリアルタイムで見てました。
旅の途中で、6969、6996、9696、6969、ナンバーを繰り返しみていました。
33名のかたにとって、地下深くに閉じ込められたということは、不快な体験であったことは間違いないことだと思います。けれど、それが、単なる陰の体験であっただけだとは、言い切れないとも云えると思う。けれど、それを陽だということは決してできないみたいな、よくわかりませんね、苦笑。
けれど貴重な体験だったことは間違いない。
それを見ていた世界中の人々にとっても。
深く奥深い暗闇からの帰還です。
けれど、それがとても清々しい。
村上春樹さんの言葉にこのようなものがあります。
「小説を書いているとき、僕は暗い場所に、深い場所に下降します。井戸の底か、地下室のような場所です。そこには光がなく、湿っていて、しばしば危険が潜んでいます。その暗闇のなかに何がいるのか、それもわかりません。それでも僕はその暗闇の中に入っていかなくてはならない。なぜならそれこそが、小説を書いているときに僕がいる場所だからです。僕はそこで善きものに巡り会い、悪しきものに巡り会い、ときには危険に遭遇します。」
チリで2番目に救出されたムードメーカーのかたがインタビューでおっしゃっていた言葉が印象深く残りました。
「わたしの前には、神と悪魔がいた。
でもわたしは神の手を離さなかった。」
わたしは子供のころ、蔵に閉じ込められました。
それは、親にしてみたらしつけの一環だったかもしれない。けれど、わたしの心には癒されない傷として大切な人に深い暗闇に閉じ込められることと蔵が残りました。
けれど、それもそんなに悪いことではなかったのかもしれない。だからわたしは人より暗闇を見つめることが怖くないのかもしれません。
でも、まだ奇跡の生還は果たしていないような気がします。
だから、わたしはそこから自分を救い出さなければいけないのでしょう。
今回全員が無事救助されて本当に良かった!
テレビの前でたくさん泣いてしまいました。
そして希望を貰いました。
そう感じた人は、少なくないのではないでしょうか?
そんなステップだったということです☆
さて、明後日からは元気にお仕事です!ということは、やっぱりパワーをもらってきたのだろうか?、わかりません、苦笑。
追伸☆
そうだ、これは書いておこうっと、ゼロ磁場は(これはあくまで主観的な呼称のようなのであえて、わたしも主観的領域で判断するに)、タロットイニシエーションでいえば、「ムーン(月)」のようでしたよ?、笑。