金星の女神学校≪アバンダンティア≫の感想です6

いつもお世話になっております。
第8回金星の女神学校《アバンダンティア》のレポートを提出いたします。


「自然から豊かな恵み・エネルギーを無償で受け取り、そのことを私たちは知り、感謝し、さらに無償で全てに豊かさを流していく」


これは、ガイダンスにあった部分ですが、あぁ、本当にそれは理想だな、目指したいところだなと思いました。

私も、この2年間ほどは、自然の中に入ると深く癒されたものです。

旅行に行っても、都市部を観光している時は楽しいのだけれども、会社でのストレスや疲れた心を完璧に癒すことはできませんでした。

しかし、動物を見たり、何でもない田舎道を通っているとびっくりするくらいリフレッシュしてしまうのです。

きっと、私の感じている都会での疲れは自然が不足しているからなんですね。



さて、そんなガイダンスを読んで、どんなアチューメントになるのだろうと楽しみにしていると、なんだかガイダンスとは全然違う心情になり正直戸惑いました。

私は豊かさのエネルギーを感じるということより、苦しみにフォーカスばかりしていました。


どんな苦しみかというと、一言で言うと性的な苦しみです。時期的に、金星のテーマが来ていたのでしょうか。アバンダンディアのレポートにふさわしいか悩んだのですが、書いてみます。


NPO法人がやっている、性的搾取を受けているの子どもを保護する募金を昨年の冬に知り、ずっと心の中に引っかかっていたのですが、今回のアチューメントをきっかけに再度深く考えることとなりました。


金星の女神学校の《アフロディーテ》のガイダンスで学びましたが、子どもは性的に守られていなければならないはずです。

しかしながら、世界には貧困につけこみ、子どもたちを商業的に性的搾取する現実があるのです。


「貧しさは、あらゆる歪みを生じさせる…」そんな理解を最初はしていました。


それは、「外国の中でこのことは起きていて、貧しい国の中だけで起きている混乱だ」という先入観を持った理解でした。

私とは直接的に結びつかない事柄と思っていました。


ところが、保護されて施設にいる子どもたちは、日本語を流暢に話せることを知って想像と随分違うことに気づきました。

「外国で起こっていること」と思っていたことは、実は日本人がしていることであったのです。


日本人の抱える闇というもの、特に表社会では口に出しては語られない性に関する問題については、闇が深いと感じました。

日本では、子どもたちは法律で守られているけれども、法律が手薄な外国でなら、日本でできないこともできてしまうのだろうか。


でも、それができてしまうのが、今の日本の現状なのではないだろうかと思います。


人の痛みを理解・共感していないということ、どこか人を人間扱いしていない、物扱いしているような分離した意識を感じてしまいました。

日本人は人の心を察することが得意なはずなのに。

でも、心を抑圧する傾向もあり、その歪みがこうした形で噴出しているのかもしれません。


どうしてもっと、人として大切に扱えないのでしょうか。

自分のことしか考えていない、利益・お金のことしか考えていないetc.

こうしたことは、なぜ起こるのでしょうか。

人が弱いからでしょうか。

日本は、相対的に見れば国は豊かかもしれないけれど、愛に迷っている。心は貧しいのですね。


ガイダンスにあった「地上のどこを見渡しても貧しいという意識を見つけられなくなったそのとき、わたしたちは、確実に5次元に存在しています。」の部分ですが、この状態を実現するには、なにより、愛が必要でしょう。


そのために、私たちは一つ一つ、愛を積み重ねていかなければならないと思いました。


親が子どもを愛すること、自分を愛すること、そして、全ての人たちが地上の全てに愛や理解・共感があること。それらを積み重ねるのです。

それが実現するために、まずは自分からはじめるということ。

自分自身と自分の家族からまずは実現させ愛を広めるということ…そんなことを考えました。


それから、その後突然、急に「純粋なもの」が必要となって、映画をたくさん見ました。


好きな俳優さんを見て、その人の純粋さを受け取ったり、純粋な心をもつ主人公の映画を見て、そのストーリーから純粋さを受け取ったりしていました。


その過程を通して、私が豊かさを受け取り、流していくためには、私がもっともっと純粋さを取り戻して、それを維持できるようにならないといけないと思うようになりました。


人の純粋さは、人の中に宿る「自然」なんじゃないかと思います。


私は常に純粋なものをみると感動し、エネルギーがみなぎります。


しかし、純粋さはパワーがあるのですが、純粋すぎる人は、どこか壊れてしまう。

それが心配なのです。

人が純粋なままで生きていくには強さも必要だと思います。


ただ純粋というだけでなく、自分のセンターを強くし境界線もちゃんと確立することや、現実的なことにしっかり対応できることも大事で、そこを伸ばせないと純粋を維持することはできないのだと思います。


豊かになるためには、もっと自分を純化し、自然から得られる無償のエネルギーを素直に受け入れ、繊細な感覚でそのエネルギーを感じられるということが、まず、最初に必要だなと思います。


そしてその次に、そのことを素直に喜び、愛をもって全てに人に流すことになるのだなとわかりました。


今回は純化のために少し暗い側面に対峙し、受け止め昇華するという作業が入ったのでしょうか。


世の中には、間違った豊かさの得方があるのだということを知り、欲を解放する重要性を学びました。

この世界にある分離を感じる機会でした。


それと、今回は、自分は子どもたちや純粋な人を守りたいという気持ちが強いことを発見し、うれしかったです。

なかなか、自分を発見できないものですから。

きっとこの発見は私の豊かさのテーマなんだろうなと思います。

豊かさに関係なくても、もちろんこのことは大切にこれからも見つめていきたいです。


今回申込みメールをお届けできていないという失礼がありながらも、柔軟にご対応いただきありがとうございました。
おかげさまで、無事《アバンダンティア》受けられました。

次回の《ハトホル》も楽しみです。
本当にありがとうございました。