金星の女神学校≪サロメ≫の感想です11

こんにちは、史衣さん。
感想遅くなりました。
今回のワークを受ける前に私にはとてもとてもショックな出来事がありました。
今までならこんな事で落ち込んだり泣き喚いたりしないと断言出来る事で精神のバランスを崩しそうになったのです。
それは仕事での事、「こんなに頑張っているのに認めてもらえない、こんなに頑張っているのに成果が上がらない」という悲しみでした。
今までも似たような状況になった事は数多くありました。
しかし、今回だけはどうしても乗り越えられそうになく、しかも翌日まで感情を持ち越し、訳もなく涙があふれて仕事にならない状態になったのです。
こんなにしんどいのに家に帰りたいと願っても人がいないから無理と言われ、家に帰って治ると確証があるのか?と問われ、
なぜわかってもらえないのかと逆恨みまでしました。
しかし、上司はとても真摯に私の事を考えてくれ、必要としていると言ってくれました。
私はそれに応える自信もその言葉を信じる事もその時は出来ませんでした。
自分の事(ネガティブな)しか見えない時は全てを断ち切ってしまうものですね。
高次の存在に目を向ける事すら辛かったです。
そんな事があった頃、史衣さんから以前のメールの返事を頂き今回のワークを受ける事にしたのでした。
当日はいつもと同じように過ごし、10時過ぎにお風呂に入りました。
その時お風呂で読んだ漫画がとても象徴的でした。
GLOBAL GARDEN という漫画です。
原爆を作るきっかけとなった公式を発明したアインシュタインが悔やみ悲しみ、
「どうか無意味な戦争がなくなるように、精神的に進化した他者を認める本能を携えた新しい人類が誕生しますように」との願いを特殊な能力を持った少年達に託すのです。
その願いを叶えるには原爆で燃えてしまった世界樹を復活させる事。
世界樹を復活させるにはその世界樹の種を宿した女性がGLOBAL GARDENに生身の姿で訪れないといけないのです。
GLOBAL GARDENへの鍵となる男性と二人で行かないと庭へは入れず、世界樹は復活しません。
種を宿した女性(願いを叶えるもの)と彼女に選ばれた男性(願うもの)とで初めてGLOBAL GARDENへと入り、世界樹は復活を果たすのです。
かなりストーリーを省きました。(気になる方は日渡早紀GLOBAL GARDEN全8巻をお読み下さい(笑))
もう一つ今回のテーマにぴったりだと思った箇所があります。
(ネタばれになりますが)主人公の女性が愛する男性の犠牲があって初めて謎がとけるようになっているのです。
しかし、最後はハッピーエンドなんですけど、その終わり方もとても良いのです。
主人公の女性の強さがとても際立っているのです。
家族愛や男女の愛、人類愛、色々と考えさせられる良いお話です。
ワークの前に読み、ワーク中にも読み(読まされ?)とても考えさせられました。
男性性と女性性が融合する事でどんな願いも叶えられるのではないか?と思いました。
仕事の事で精神的に落ち込み泣いてしまう程に弱った私。
それは男性性の強さに固執しないでもいい事を教えてくれたように思います。
私は昔から女性としての自分に自信がなく、好意を持たれると安易に関係を結んでいました。
「こんな私で良かったら」と。
しかし、安易であるがゆえに男性に対して蔑視の感情も持っていました。
「こんな私に夢中になるなんて」と。
歪んだ女性性と男性性を持ったまま今まで過ごして来ました。
ですから自分を許す事にとても抵抗があるのだと思います。
しかし、今回の事で人は簡単に弱くもなれると学び、弱ければ労わる事も必要だと学びました。
この事がワーク前に起こるなんて恐ろしいですよね(笑)
ワークを受けてからは随分と心も落ち着き、仕事も今まで通りに出来ています。
自分で自分を認める、人からの評価に左右されない、これがいつもの私のテーマです。
サロメのように一枚一枚自分の皮を脱ぎ捨てて(私のイメージではかなり血生臭い痛みを伴ったものに思えます、それだけ私にとって辛い作業なんだと思います)
裸になった時に初めてシンプルな答えが見つかるような気がします。
頭ではわかっているんですけどね(笑)
高次の存在に全てをお任せして後は自分との信頼関係を少しずつ築いていけたらと思っています。
いつもありがとうございます。