第5回ナディマスタートランスミッションスタディシェアiiiiii(9次元)

史衣さま

こんばんは。
22日はナディマスタートランスミッションに参加させていただきありがとうございました。


史衣さんからのガイダンスメールでチャネルが大天使ということで、今までのマスターの場合とは違っていたと書いてありましたが、私も、今までのトランスミッションとは勝手が違っていたような気がします。


今までのトランスミッションは3回参加させていただきましたが、マスターのチャネルだと、マスターの存在感を伴ったメッセージみたいなものを受け取っていたような気がするのですが、大天使の場合は、思考が直接入ってくるというか・・・史衣さんが書いているように「頭ではなく、言葉ではなく理解する9次元である」ということなのだろうと感じました。



今回この感想文をまとめようと思って、「そもそも天使ってなんだろう?」と思い、ドリーン・バーチューさんの「エンジェル・ガイダンス」を開いたら、「天使とは、神から送られてくる愛の思考です」とあったので、マスターのように語りかけるというよりは、ひらめきような形でやってくるものなのかなーなんて自分なりに納得しました。



当日、9時が来て、日常生活の中で気づきを得るということで、いろいろなことをやっていたのだけれど、メールチェックをしていたら、海外の人から、"Youare angel!"と書いたメールが届いた。
現在、あることに関してその人のことを助けてあげているのだけれど、あまりのタイミングの良さに笑ってしまった。


私は天使なんだ? 笑 と思う。

天使ってそもそもなんだろう。それは、助ける、奉仕するという存在・・・。



今回のガイダンスで「下降する奉仕」としてのルシファーの話があって、これを読んでいたら急に、「神との対話第三巻」のことが頭に浮かぶ。

「神 あなたがたの誰かは、傷ついた、被害を受けたと感じることを選ぶかもしれない。しかし、永遠の領域に戻れば、どんな被害も受けていないことに気づくだろう。そのとき、あなたはもっと大きな計画を理解し、被害を与えたと創造した相手を赦すだろう。

 作者 大きな計画とは、何ですか?

 神 一冊目の対話のなかの、小さな魂と太陽のたとえ話(太陽の光の中から生
まれた小さな魂の話)を覚えているかな?

 作者 はい。

 神 あれには続きがあるんだよ。こうだ。

 「どんな神の一部になるか、好きなものを選んでいいよ」と私は小さな魂に言った。
「あなたは絶対的な神性で、自らを経験する。神性のどんな部分を、自分として経験したいかな?」
「自分で選んでいいんですか?」 小さな魂はたずねた。わたしは答えた。「そう、自分のなかで、自分として、自分を通して、神性のどんな部分を体験するか、選んでいいよ」

「わかりました」と小さな魂入った。「それじゃ、わたしは許しを選びます。神のなかで、完璧な赦しという部分を体験したいんです」
さて、想像がつくだろうが、これは少々やっかいな問題を生んだ。誰も赦すべき相手がいなかったのだ。

「わたしより完璧でない魂は見つかりません!」小さな魂は叫んだ。「それじゃ、誰を赦したらいいんでしょうか?」

そのときひとつの魂が群衆のなかから進み出た。「わたしを赦せばいい」と、その友好的な魂は言った。

「何を赦すんですか」?小さな魂はたずねた。
「あなたのつぎの物質的な人生に出かけていって、何かをするから、それをあなたが許せばいい」友好的な魂は答えた。

「だが、何を? これほど完璧な光であるあなたに、わたしが赦したいと思うようなことができますか?」小さな魂は知りたがった。

「だいじょうぶ」友好的な魂は微笑んだ。「きっと、何か考えつくから」

「しかし、どうしてそんなことをしてくれるんですか?」小さな魂は、これほど完璧な存在が「悪い」ことをするために、わざわざ振動をスローダウンさせようとするのはなぜなのか、はかりかねた。

「簡単だよ」友好的な魂は説明した。「あなたを愛しているからするんだ。あなたは許しとして、自己を体験したい、そうなんだろう? それにあなただって、同じことをしてくれたじゃないか」

「わたしが?」小さな魂はたずねた。

「そうだとも。覚えていないのかい? あなたもわたしも、みんなその一部だ。わたしたちはそのなかの上昇で下降、左で右だった。ここでありあそこ、いまであり過去だった。大で小、善で悪だった。わたしたちはみな、その一部だったんだよ。そんなふうにして、それぞれが神の最も偉大な部分を体験しようとみんなで決めているんだ。わたしたちにはわかっているからね・・・・・・。あなたでないものが存在しなければ、あなたもまた存在しない。

『寒』がなければ、『暖』もありえない。『悲しみ』がなければ、『幸福』もない。『悪』と呼ばれるものがなければ、『善』と呼ばれる体験もありえない。あなたがあることを選ぶためには、それと反対の何かあるいは誰かが、宇宙のどこかに現れないといけない」

友好的な魂はそれから、そういうひとたちは神のとくべつの天使であり、そういう状態は神の贈り物なのだ、と説明した。

「かわりに頼みたいことは、ただひとつだ」と友好的な魂は言った。
「何でもします! 何でも!」小さな魂は叫んだ。神の神聖な側面のすべてを経験できるのだと知って、彼はわくわくしていた。やっと『計画』が理解できたのだ。

「わたしがあなたを襲い、暴力をふるうとき、想像しうるかぎり最悪のことをするとき―その瞬間に―ほんとうのわたしを思い出してほしい」

「忘れませんとも!」小さな魂は約束した。「いまと同じように、完璧なあなたを見ます。ほんとうのあなたを、いつも思い出します」」



この「友好的な魂」ってルシファーなのだなと思いました。昔読んだ時には気づかなかったのですが、「神のとくべつの天使」と書いてあることに今更ながら気づく。


この個所を読んでいて思い出したこと・・・それは、昔私には、どうしても赦せない人がいて、その人のことを思い出すことも、誰かからその人の名前を聞くことも、その人のことで共通の記憶を持っている人たちと会うこともいやでいやでしかたのない人がいたことだった。


ところがある日、突然「もういいんだ、その人がいてくれたからこそ、私が光の方に向かって進もうと思うようになったんだ」という思いが降ってきて(そう、ドリーンさんが「天使は神の愛の思考」というけれど、まさにそんな感じでいきなり降ってきて)、一気に雲が晴れていくようなクリア―で平和な気持になった、という経験をしたことを思い出した。


それは、どんなに憎しみや苦しみを通っても、必ず愛に帰れる、赦せるという実験だったのだと分かったからだった。そして手放したからだった。そして、あんなに苦しい思いも必ず愛に還っていくことができるということについて、深い確信(それはたぶん信頼につながるもの)を得ることができた。


それはまさに、体験によってしか得られない叡智だった。


長い長い「回り道」の意味・・・それは、ルシファーが用意してくれたもの。
メタトロンが戻る道を教えてくれる天使だとしたら、ルシファーは回り道を教えてくれる天使だった。


そして、まさにそういう回り道を私に与えている人をも天使だと思うこと。そしてその中に奉仕を見ること・・・それは可能なのだということを証明することは、3次元でしか可能ではない。


なぜなら9次元(天国)では皆天使で当然という世界なので、当たり前すぎて分からない。それは、「神との対話」の中で、「小さな魂」が完璧でない魂を見いだせなかったことと同じように。


9次元の叡智は、「そうではない状態」を通じて最もよく理解される。


・・・とここまで書いてきて、実は9時頃、当然のように使っていたエアコンがかび臭いことに気付いてブルーになっていたことを思い出した。あるもの(エアコン)が本来の機能を果たせなくなってはじめて、その存在を感じられるようになる。あるものの意味を深く知るために、それが本来のあり方ではない状態になる必要があり、そしてそれを可能にするのが3次元。


9次元は本来の私。何があっても光輝く存在。じゃあ、本当に「何があっても」光に戻れるか? それを体験するために地上に降りてきた。奉仕の決意とともに。


3次元において9次元を理解する場合には、体験を通じてしか可能にならない。
しかも、その体験は「ルシファー体験」を通じてしか可能ではない。
だけど、それが分かれば体験は一度でよい。二度と繰り返さないと決めればよいし、必ずそうなると信頼すれば大丈夫。


再神聖化は、いつもハートの劇場の中で、感情の解放として、あるいはカタルシスとして行われている。


悪夢が夢だと分かるのは、いつも目覚めた後。本当に苦しむためにあえて夢だということを忘れて体験する。
だけど、この体験は、ウリエルが言うように、必ず他者への奉仕になる。
それはいろいろな形で可能。たとえば、共感を通じて。あるいは、ただ自らの存在によって。必ずしもヒーリングやセラピーをして救うということだけが奉仕ではない。


・・・とそこで、急に思い立って、エンジェルカードウリエルを引いてみた。
「私は喜びを人生の中に導き入れます」「私は地上の生の喜びを享受します」と書いてある。


人生を楽しむ・・・それができるのは、いついかなるときも、何があっても、私たちは9次元の叡智を見つけにやってきているからこそ。だから3次元(人生、地上の生)を楽しめる。なぜなら、何があってもその体験からは必ず「9次元の叡智」が刈りとられているのだから。


そう、人生を喜びだと感じるのは、まさにこのことを知っているからこそなのだ。


・・・ということが分かって?満足したまま、エーテリックなヒーリングの時間がちょうど来ていたので、布団の中で横になってニヤニヤ笑いながらそのまま寝てしまいました。




後日、そういえばメルキセデックっていう登場人物が、パウロ・コエーリョの「アルケミスト」に出ていたなあーと思い、読んでみたら、その人物の言葉として、こんなことが書いてあった。

「人は人生のある時点で、自分に起こってくることをコントロールできなくなり、宿命によって人生を支配されてしまうということだ。それが世界最大のうそじゃよ」


「(人が運命を実現しようとしているときに)わしは必ずいろいろな形で現れるのだ。時には一つの解決法とか、良い考えとなって現れることもある。別の時には、危機一髪というときに、ものごとを起こりやすくしてあげることもある。もっと他のこともいろいろとしているが、ほとんどの場合、人はわしがやってあげたということに気づかないのだよ」


メルキセデック意識というのは、まさにこんな感じで、いろいろな形で存在している目覚めの一撃というか・・・そういうものとして「送られてくる」何かなのかもしれないと思った。そして、それによって私たちは、夢(自分にはコントロールできな悪夢)から目覚めることができるのかもしれない。そして自分の運命(本来の自分)に戻るのかもしれないと感じた。


振り返って・・トランスミッションは日食の日でしたが、私は一日中家にいました。日食の時間は、エネルギーが何かひたすらに死に向かっているような感じで、体が重くなって、立ってることができないくらいダウンして寝てしまい、日食中はぼーっとしていました。


やがて、日食が終わった時間、太陽の光が戻ってきた瞬間は、「ああ。太陽が生まれ変わったんだな」と思いました。太陽ってこんなに明るかったんだーというような気持ちになりました。

ガイダンスメールのウリエルの言葉で、
「その夢は、目覚めた後に、あなたに自己理解という叡智を与えてくれるのです。それが、太陽(自我)の叡智です。かつそれは、創造のすべての叡智でもあります。あなたがたが、地獄の体験をしているときに、最も、この叡智が役に立ちます」とありましたが、
まさに、そんな感じというか・・・本当に、真昼に太陽の光がなくなっていくという本来ありえない非常事態のようなエネルギーと、それが終わってさーっと日の光が戻ってきた瞬間ときたら、ウリエルが言うように、「そして、真実が、姿を現します。あなた自身と神の栄光です」というのをまさに3次元ならでは体験として感じたような気がしました。


以上です。どうもありがとうございました☆