第三回ナディマスタートランスミッションスタディシェアii補足追加(6次元)

先日は「ナディマスタートランスミッション」第三回に参加させていただきまして、ありがとうございました。



その感想で書いていた「アレキサンダー大王」についての本を1冊読んでみました。昔ならワクワクしながら読んでいたかもしれないアレキサンダーの東征ですが、今回は、「傷ついた男性性による、とどまるところを知らない支配欲」なのかなぁ?などと思いながら読んでいたので、何だか淡々と読み終えました。



読み終えて、「何か心に残ることはあったかな?」と考えてみて、真っ先に思い浮かんだのが、アレキサンダーの少年時代からの無二の親友で、東征においても副官としてアレキサンダーを支えたヘファイスティオンという人物でした。彼は大王よりも1年早く病で急死してしまいますが、その時アレキサンダーは3日間食事もとらず、引きこもって人前に姿を現さなかったとか。



アレキサンダーの東征はいわば侵略戦争なので、その事自体には心が動きませんが、その規模と実行力には改めて「凄い人だな〜」と思わざるを得ませんでした。この本を読むまでは、彼を単なる「天才」「時代の寵児」だと思っていて、彼が「特別」だから成し遂げたのだと当然のように思っていました。



しかし、ヘファイスティオンの存在を知って、「短期間での前人未踏の大遠征を成し遂げたアレキサンダーは独りじゃなかったのか。無二の親友がいたのか・・・」と改めて気づかされた思いがして、彼の偉業にとって、この親友の存在は大きかったのではないか?と思えてなりませんでした。アレキサンダーが天才である事は間違いありませんが、彼がその能力を最大限発揮できたのは、ナディの他の方のレポートで読ませていただいた「安全基地」となりうる存在がいたからではないかと思いました。



アレキサンダーがもし独りだったら、時に不安に足をからめとられ、止まっていたかあるいはもっと時間がかかっていたかもしれない。しかしアレキサンダーには100%信頼できる友がいて、自分の夢を共に信じ、共に戦ってくれる友がいたから、ただ前を見て、ひたすら進み続ける事ができたのではないか、と。



「独りでは無理だよ」・・・そういうメッセージをいただいたのかもしれません。私の場合、安全基地として信じるのは、宇宙の愛かそれとも・・・?と今考え中です(笑)。宇宙の愛を信じる事と、(神は)自らを助く者(を助く)であろうとする事のバランスが難しいなぁと感じる今日この頃です。



アレキサンダーの東征に関しては、何が彼をここまで駆り立てたのかが、男性性の癒しの問題に関してまだ少し気になるので、もう少し色々本を読んでみようと思います。『男性性のカップを満たす』のは当たり前ですが、簡単な事ではないですよね。まだまだ学びは続きそうです。


読んでいただいて、ありがとうございました。初めて参加させていただきましたが、他の参加者の方々のレポートもとても良い刺激になっています。
次回の「月のナディ」が今から楽しみです♪