クジラの高次意識のエネルギー

flareのダイアリーにも書いていたのですが、ここ数週間、クジラの鳴き声のCDを、ずっと聴いていました。


自分のなかの「この惑星(地球)での根源の体験の痛みの記憶」を根こそぎ引き抜くと決意してとりかかったときに、ひどいボイド(虚空)の状態に入ってしまい、自分の足場を失って、ウツのような状態になり、不安とある種のパニックの中で、まさに虚空に向かって助けを求めたときに「ク・ジ・ラ」というキイワードが降りてきたからです。



地球上のすべての全ての生物の種は、一つの地球上の記憶を担当していて、一つの種が全滅するごとに、地球上からその記憶(叡智)が失われるといいますが、地球のクジラの意識は、「宇宙の聖なる母と聖なる父の地球への意図」を記憶しつづけているそうです。つまりその「聖なる母と父」という意識において他の惑星や天体との繋がりを保持するグリッドをこの地球で深く広大な海を群れで泳ぎまわりながら作り上げてくれているとも云えるようです。



これは聞いた話ですが、クジラの生態については、まだまだ謎が多いそうです。わたしたちが、思考を発達させることにより徐々にその記憶を失い、失いながら行動を続けることによって、たくさんの曲解をさらに重ねてしまった「宇宙の聖なる母と聖なる父の地球への意図」の記憶をクジラたちは、深い海の水のなかで守り続けてくれていたとするなら、わたしたちは、そのクジラたちの高次の意識から恩恵を受け取ることによって、地球に降り立ったときに受けた原初の傷を癒すことができるのかもしれません。



そんな考えを持って、クジラの鳴き声を聴き続けた結果、これらの感覚は、わたしのなかでリアルなあるフィーリングを形造ってゆきました。それは、ヴィーナスファンデーションにクジラの高次意識が、すでに関わってくれていること。そして、それをもっともっと強固な基盤(ファンデーション)に加えてゆく作業にこれから入り、そしてみなさんにわかりやすくそれを説明するということ。


でも、正直この作業は、とても難しかったです。



宇宙の創造主に裏切られ、見捨てられたという記憶は、とても深く、かつ幾重にもいろいろな地球上の歴代の指導者たちの意図によって、癒されないように、厳重に触れられないように防御が掛けられていたからです。それの一番最大なものが「原罪」呼ばれるものであり、それに伴う「罪悪感」でした。それによって失われた最大のものが、「無邪気さ」と「純粋さ」だったようです。



本来、わたしたちの本質であり、すなわちわたしたちのインナーチャイルドの質である「無邪気さ」と「純粋さ」は、宇宙の母性、父性によって、守られ育まれるべきものだったのですが、原初の痛みによって、「宇宙の創造主に裏切られ、見捨てられた感覚」にとって代わられ、それは、「わたしたちの罪による」ところのものに書き換えられてしまったようです。それは、わたしたちのDNAに深く深く刻みこまれ、痛み、怒り、見捨てられることに対する不安、そして裏切りへの想定による自己価値の喪失の意識等になっていったようです。


これらの痛みを潜在意識の深いところに蓄えたままでは、わたしたちは真にしあわせになることなんてできないですよね。



さて、鍵となるのは、「海」です。
海は、「意識の海」とも呼ばれるように、わたしたちの魂の深淵、未だ知られていない領域、つまり潜在意識のメタファーです。クジラたちは、その海に棲む最大の哺乳類です。そして、海、そして水は、感情を表します。わたしたちが、自分たちの感情の深淵に深く入ってゆく勇気を持つ時にのみ、クジラの保持してくれている「宇宙の聖なる母と聖なる父の地球への意図」という叡智をもって、自分たちの潜在意識を癒すことができるのだということです。



海についての考察や、情報の受取りは、flareサイトのダイアリー昨年の12月18日に「月と水と海」というタイトルでも、書いています。地球に一番近い天体、つまり「月」の影響を一番受けるのは「水」、つまり「海」であり、月は、潜在意識のメモリーバンク、それに共鳴している海も潜在意識だということでもあります。



けれども、どうでしょう。自分の感情にきちんと向き合うことが、わたしたちは、本当に苦手です。わたしは、「感情の癒しが、スピリチュアルレベルを上げる鍵だ(ハートアルケミー)」という長年の経験からの信念においてワークを行っているのですが、感情に向き合うことに、ほとんどの人が、深い怖れと抑圧を抱えています。


だし、感情を受け止めるということは、非常に苦しみや痛みを伴うことも事実です。だって抑圧している感情は、ほとんと、感じると痛みを感じる、それらの感情だからです。だから、人は多くの場合、自分がどう感じているかということを他人にも自分にも隠そうとするのです。そして感情は、面倒で生産性を下げるものとして、社会により適応するためには邪魔者扱いを受けるのです。それらの考えから、感情的になることを、「弱い」ことともされたりします。特に「怒り」等の破壊的とされる感情は、いけないものとして、誰からも敬遠されますね。



「深海」は、闇の生物が棲む、恐ろしいところなのです。
誰かを愛しているという感情さえ、それがいつ、恐ろしい魔物に代わるかわからないくらいですからね。人が、感情を恐れるのは、最もなことでもあります。



だからこそ、わたしたちが、深い闇の深海に沈んでゆくときには、「宇宙から届く、無条件の深い深い愛の保障」が必要となるのです。だからクジラたちは、「海」に棲んで、そして実は、そこに「宇宙からの神聖な母性、父性」のグリッドを築いて、わたしたちを待っていてくれているのかもしれませんね。
とにかく、どんな自分であっても受け入れられるという保証がなければ、わたしたちは、自分の中の深い痛みの感情に向き合うことなど、とうてい敵わないのです。


だから、こそ「クジラの高次意識の愛のエネルギー」が、Venus Foundation(ヴィーナス ファンデーション)リリースに加えられるという恩恵がどれだけのものかはかりしれないわけです。


そして、そのエネルギーは、リリースのなかで、届けられることになったというわけなのです♡

(長くなってしまったので、続きは、2へ)