空亡の意味3☆


ミカエルロータス(第二チャクラ開花)ワーク



自我としては、100%不幸になり、いずれ失うとわかっていても、
愛を信じて、進んで自分を捧げる強さが欲しい。


それは、あくまで自我の思いであって、
ホーリースピリットに守られた、わたしの魂としては、
全く違うのだから。


ホーリースピリットの光は、
たとえば、その人の、わたしがつねづね愛くるしいと感じている顔や、
いつまでも心地よく耳に残る声の質、
それから、たった今その人が話している内容を突き抜けて、
純白の花のヴィジョンを見せてくれます。


それは、無数の大きな花びらが、
平らに広がっている巨大な花で、
一枚一枚の花びらは、なめらかな光沢をもっていて、
厚みがなく、薄紙のようにひらりと開いています。


どの花びらも開ききっていますが、微風に吹かれて、
端のほうが、ふわりと立ち上がっているようなものもあります。
縁のどこにも、ちぎれていたり、色が枯れていたり、
きざぎざになっていたりするところがありません。
その花は、けっして踏みつぶされることがないのです。
突風にはがれて飛ばされることもないのです。


踏んでいく暴力は、この花の近くに来ると、消えてしまいます。
渦巻く風は、接近するにつれ、わずかにそよぐそよ風に変わります。
激しい雨は、上空で霧に変わります。


わたしは、これほど繊細でやわらかく、
指先で触れただけでも壊れそうに見えるのに、
周囲に有無を言わせず、わずかな暴力的な動きも拒否し、
すべてを、この花を守り讃えるものにしてしまう
圧倒的な力を備えたものを、
見たことがありませんでした。


鋼鉄も、水の力には勝てません。
風は、岩肌を変えます。
やわらかいものは、固いものより強いのです。
けれども、このたくさんの花びらを広げる花は、
風や水をも制する力をもっています。


あなたは、この花のような方です。
あなたの使命は、どこにいても、
自分という、やわらかいもの、強いもの、
繊細で純白のものを、ただ、自然に広げていること、
それだけです。


あなたが、その自己を受け入れれば、
この世界は、あなたを脅かすもの、
花びらをちぎる非情なものとなる代わりに、
あなたのやわらかさ、やさしさに触れて、別物となるでしょう。



(「創造の海へ」香咲弥須子)

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