天岩戸からアマテラスを救い出す天宇受賣命（アマノウズメ）☆

アマテラスが天岩戸に隠れてしまったときに、
助け出す神々が現れます。

特に有名なのが、アマノウズメです。
天宇受賣命という表記と、天鈿女命という表記がありますが、
両方ともに、天（あま）という文字が当たられいることからも、
天照大神とともに、また「天（あま）」という類似性をもつ女神です。

「うず」は、宇宙の根源の渦（うず）に通じるエネルギーであるように
感じます。
そういう意味では、天鈿女命という表記よりも、
天宇受賣命という表記のほうがより相応しいように感じる女神です。

「うず」つまり、岩戸隠れしたアマテラスに、
より根源に近いところからの助けが、届いたということは、
わたしたちが、岩戸隠れをした際にも、同様の救いが、より根源から届く
ということが暗示されていると思います。

「天河大弁財天社」の記事に書きましたが、
アマノウズメは、弁財天と同一視されてもいます。

弁財天は、サラスバティであり、ヒンドゥー教の創造の神ブラフマーの妻ですから
原初の創造神により近いところからの助けといえると思います。

傷ついたアマテラスに対して、その傷を優しく包み労わる波動を
持ちながらも、さらに強く明るいポジティブな波動で緩め、
笑顔を取り戻す余裕を生む笑い。

エネルギーを発動させる音、
エネルギーを躍動させる楽、
それら神事に係る音楽と舞の本質なる女神のエッセンスが
アマテラスに届き、岩戸が再び開かれます。

アマテラスの再生です。

◆シャンティフレア　北鎌倉◆
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