赦すには、時間も距離も大切です☆


8月30日(日)満月開催
金星の女神統合ワーク≪マグダレンホーリーグレイル≫
http://shanti-flare.ocnk.net/product/234


相手を傷つけるような反応をしそうになったら、
いったん立ち止まってください。


そして時間をかけて、
あなたの感情を愛し、敬いましょう。


愛に欠けた感情をもったままで
話しを続けてはいけません。


自分の感情に耳を傾け、感じ、愛したら、
それらを愛に変容させるために
心のセンターへと引き上げましょう。


愛をもって相手に接することができるようになるまで、
二人の関係に時間的、空間的な距離を置いてください。


特に、あなたが自分の感情を変容させている間は、
一緒にいて互いに愛に欠けた振る舞いをしあうよりも、
少しの間別々にいた方が良いのです。


あなたと相手の両方を敬う対応ができるまで、
待ってください。


(サネヤ・ロウマン「魂の愛」)


以前の開催時に書いた記事で、
≪マグダレンホーリーグレイル≫のエネルギーについて説明するときに、
映画「マレーナ」の主人公マレーナを引き合いに出しました。

美しいマレーナに多くの男性が虜になってしまいます。
そして、そうなればなるほど、女性陣のマレーナへの嫉妬も昂じて
エスカレートしてゆきます。
そして、男性陣も「どうせオレなんて相手にされないんだろ!」的な嫉妬で、
マレーナを貶めてゆくのです。


でも、そうした中でも、マレーナは、すべてを、しっとりと受容してゆきます。
さすがに、女性陣に酷いリンチをされたときには、泣き叫びますが、
あとは、自分の運命として享受しているかのよう。
まさに戦時中のイライラのスケープゴート(生贄の羊)です。


セクシーだったり、美しすぎて不幸とは、
まさにマレーナに対しての言葉だと思うのですが、
あまり弁明したり、主張したりしないのです。

だから、余計、男の人からも、女の人からも
嫉妬が昂じて憎まれてしまう。
どんどん、どんどん、絶望的な状況に陥ってしまうのです。
街の女の人たちのマレーナへの憎しみっぷりも半端ない。


あの映画のなかで、どうしてマレーナは、もっと自己弁護したり
自分の心情を吐露したりしないのだろうと思っていました。
だから、スケープゴート(生贄の羊)になってしまうのだと。


でも、もしかしたら、マレーナは、
激しい怒りの感情を、まず自分自身で受け止めようとしていたのかもしれない、
とも思うようになりました。
そのために、すぐに反論しようとはぜず、黙っていたのかもしれない。
そのようにして長い時間をかけて、
自分の中でされた仕打ちに対しての怒りや、
自分の境遇に対しての自己憐憫
そして、そのような仕打ちをした街の人々への
怒りの気持ちを、まず自分のなかで受け止め、
癒そうとしたのかもしれません。


だからこそ、あの苦しい経験をした街に
敢えて戻れたのかもしれない。

けれど、いつも観て泣いてしまうのですが、
最後のシーンで、そうやって、自分をいじめ抜いた人たちのいる街に、
マレーナは、敢えて戻ってくるのです。


あの広場の、カフェの前を歩くシーン。


わたしだったら、こうやって、ここを再び歩こうと思うだろうか?
と思ってしまいます。
でも、そのときに、その瞬間に、街の人たちのマレーナへの意識が
一瞬のうちに、格段に違ってくるのです。


なんというか、マレーナへの思いが全然違ったものになるというか、
昇華されるというか。


そして、続く、市場でのシーンが、また泣いてしまうのです。


マレーナをリンチした首謀者の女性が、マレーナに、
「こんにちは、マレーナさん!」って、呼びかけるのです。
なんとずうずうしくも!です。


一瞬の緊張のあと、マレーナも緊張しながら、
でも、ぎごちなく、でも微笑んで
「ボンジョルノ」って返します。
すると、今までマレーナをいじめ抜いた女性たちも、
その場で癒されてしまうのです。
一瞬で、マレーナ大好き!ごめんなさい!
になってしまう。


でも、これがこのマレーナが、みんなが嫉妬して憎むほど、
きれいでセクシーに生まれついた意味だろうし、
これだけの憎しみと恥辱を被っても負けないというか、
受け止めて許せる強さの意味だろうと感じたのです。


そして、マグダラのマリアのエネルギーって、こういう強さだろうと。
みんなの持つマイナスの部分をひたすら受容して、それを昇華させてしまう強さ。
それは、防衛する強さではなくて、ひたすら受容する強さ。
積極的行為によってではなく、消極的行為によって、それを為すという強さ。


魚座は、キリストの自己犠牲のエネルギーであり、
キリストとは、魚座のエネルギーに他ならないと云われるけれど、
その女性版があるとすれば、
それは、やっぱりマグダラのマリアなのだろうと、
マレーナ」を見るといつも感じるのです。


だから、真実はわからないけれど、
キリストのパートナーという位置に、
今というタイミングで、復活しているのだろうと。
そういう意味を持つ、エネルギーだからこそ。


「トルナトーレ監督が、ここで語ろうとしているのは、
女性は、ただ存在するだけで、
すべての男の恋人になる可能性があるということ、
また、一言も言葉を交わさずとも、
男にとっての”絶対の女””唯一の女”は、あきらかに存在するということである。
つまり、男がもっとも男らしい人生を生きるとき、
その男の心の中には、大抵の場合”ただ一人の女”が棲んでいるものだ。
男が人を愛し、自分の家族を大切に思い、
友を助けて、襟持を正し、
男らしく生きることが出来るとしたら、
それは心の中に棲む”ただ一人の女”のためであることが多い。 」


その”絶対の女”トルナトーレ監督の”唯一の女””ただ一人の女”が、
マレーナ」であることは、間違いないようですし、
ゆえに、そういう究極の女性性ゆえ、
キリストの花嫁とも呼ばれるのでしょうし。 


以上のようなエネルギーが、
海王星魚座時代には、欠かせない
マグダラのマリア」的な強さと優しさのエネルギー。
つまり、≪マグダレンホーリーグレイル≫のエネルギーです。
「魂の一貫して揺るがない愛」の体現です。


金星の女神統合ワーク≪マグダレンホーリーグレイル≫特別グループワーク
8月30日(日)満月開催
特別料金 20,000円(通常価格 30,000円)
お申込み締切は、8月29日(土)夜10時まで。
お申込みは、シャンティフレアサイト↓からお願いいたします。
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◆シャンティフレア 北鎌倉◆
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