セラピーセッション感想&お便り15


2008/09/12 本とスクールの感想です☆

ぜひ史衣さんにお話したい本があるのです。


図書館で何気なくみつけたのですが、『ベロボディアの輪』という題名でオルガ・カリティディというロシアの精神科の女医さんが書いたものですが、ご存知でしたか?


もともと私はシャーマン自体全然良く知りませんでしたからシベリア・シャーマンの智慧と副題になっていても何のことやら分からなかったのです。


でも読み進んでいくとまさにこの前の物理学的なことが音の重大さと共に書かれていていわゆる第六感と精神病の幻聴との違いやメカニズムというか史衣さんに教えて頂いたような内容の事がまさに書かれていたのです。


そして古代のセラピスト、この本ではシャーマンという人々が感情に働きかける事、現代の人間では及びも付かないほどの集中力を使って過去へも未来へも同時に行き来しているようなさまが描かれていてとても感銘を受けました。


なんだかスクールでの総復習がこの本にまとまっているかのようでしたよ。
そしてそのシベリアのアルタイ地区に住んでいた人々がもしかすると日本人の祖先になるかも知れないこともとても興味深かったです。


またアルタイ地区シャーマンの教えが大陸を渡っていってイランのゾロアスター教につながりゆくゆくはキリスト教イスラム教へとつながっているようなのも感慨深いものがありました。


著者は精神科医ということで生まれながらにして治療家という使命があって治療に来た人との出会いにより不思議な体験をしたことを10年前に本にしたのですが、こういう流れは本当に世界的にきているのだと感じさせました。