「隠された魂の生活」を癒すために★


3月20日新月 日蝕☆月の女神学校vol.2『羨望と嫉妬の感情に対処する』
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「月の女神学校」は、シュタイナーでいうところの
「隠された魂の生活」のためのワークになります。

この隠された魂的生活を、明瞭に理解するために、
七歳か八歳の子供が、自分は何もしていないのに、
まわりの者たちが、よく確かめもせずに
何事かを、その子のせいにする、という不当な体験をし、
その不公平さを、しばしばその子が感じる、と仮定してみましょう。


このような不正を、子供は特別強く感じます。


けれども、その後いくつもの人生体験を経て、
子供のときに深く感じた自分への不当な扱いは、
日常の背後に忘れ去られてゆきます。


このような思い出が、
もう二度と意識に上らないこともありえます。


けれども、十五歳か十六歳のときに再び、
学校で不当な体験をしたとしてみましょう。


魂の波間に深く沈んでいこうとしていたものが
活動を始めます。


かつて体験した不当な扱いが
思い出されます。


子供が家に帰り、泣きながら不正な扱いをした人々を罵ったなら、
昔の思い出はどこかに去っていくかもしれません。


けれども、鏡のような海面の下に波がうごめくように、
魂の表面生活の下にかつての出来事が活動するのです。


涙や悲嘆、罵りとなって去っていったかもしれないものが、
その生徒の自殺という結果を招くのです。


深く秘められた魂の生活が、
このような働きをするのです。


意識下にあって魂を支配し、
時折、本来の姿で表面に現れるこの重要な力のなかで
最も意味深いのは、
人間に意識されずに現れる憧れです。


憧れは、
人生最大の苦悩の原因となることがあります。


意識されない場合がほとんどですが、
憧れが苦痛を生じさせることがあるのです。


憧れは意志のひとつです。


満たされなかった意志が満足させられると、
憧れはなくなります。


満たせなかった意志が憧れなのです。


ルドルフ・シュタイナー

「月の女神学校」で扱う感情的痛みは、
すべての人の魂に深く秘められている
まさに「原初の痛み」です。


なぜなら、そのすべての感情が、
「満たされない憧れ」に根差しているものだからです。


この満たされない憧れに対する意志、
つまり「嫉妬と羨望」は、
わたしたちが幸福になろうとする意志よりも強いのです。


「子供が家に帰り、
泣きながら不正な扱いをした人々を罵ったなら、
昔の思い出はどこかに去っていくかもしれません。」
とあります。


子供は、誰に対して、
泣きながら不正な扱いをする人々を
罵ることができるのでしょうか?
(不当な扱いをされることは、この世の常ですし....)


それは、自分を誰よりも愛するお母さんの懐で、
抱きしめられながら
自分を感情の痛みを受け止めてもらえたときに、
その傷付けられた自分の価値や心が回復され、
自分という存在への「憧れ」が、
満たされるのではないでしょうか?


そしてそれゆえに、わたしたちの中で、
「母性」は、
いつだって永遠に憧れを満たす対象であるのです。


わたしたちが、
立派であろうとして、霊的な成長を望んでも、
わたしたちの母性への憧れが満たされていなければ、
わたしたちの感情も意志も、
霊的な成長を拒否するのです。


「月の女神学校」のワークを導く女神は、
聖母マリア≫と≪観音≫の母性の女神です。


そして、更なる結実として
≪サラスバティ(瀬織津姫)≫からなる
トリニティがあったと思います。


月のワークは、水のワークです。


今、どうかこれを読んでいるあなたが、
鏡のような海面の下にうごめく
「隠された魂の生活」に、
どうか癒しの光と愛を届けることを
決意してくださいますように。


派手なワークではありません、
けれどもそれは、
わたしたちの満たされぬ憧れへの意志を満たす、
本当に大きな癒しの準備となりますので☆


3月20日(金)新月日蝕】☆月の女神学校vol.2『羨望と嫉妬の感情に対処する』

お申込み締切日は、3月19日(木)夜10時まで

お申込みは、シャンティフレアサイトからお願いいたします☆
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