自分自身の弱さと恥に対しての慈悲と赦し☆


http://shanti-flare.ocnk.net/product/185



自分自身の弱さと恥に対しての、
慈悲と赦しの事例についても、見てゆきたいと思います。
「転生の秘密(ジナ・サーミナラ)」の抜粋より。



「この例は、ルイ十四世時代の
フランスの修道院の尼僧の場合である。


彼女は、厳格で冷淡で、
他人の弱点を容赦なく非難した。
聖書のことばを、文字通りに解釈し、
その掟にそむくものを軽蔑した。」


この女性が転生し、今生で、結婚した後の状況が、
この前世の尼僧であったときの狭量のカルマのバランスとして、
彼女の弱さとして現れてきます。


「彼(彼女の夫)は、冷淡で愛情に乏しかったので
彼女は、愛情に飢えた。
第二次世界大戦が起こり、
彼女の夫は海外に出征した。


それからは、猛烈に淋しい時期が始まった。
この緊張があまりに大きく耐えがたかったので、
彼女は、盛り場に行き、
そこで酒をあおって、
ふしだらな生活にふけった。


彼女は、コップに一、二杯の酒を呑めば、
社会的抑圧から解放されるのを発見した。
こうしていったん酒の味をおぼえると、
やめることができなかった。


酒の上のらんちき騒ぎは、
ますます長引いていった。
時々、彼女は、夜も昼もぶっ続けに三週間も呑み、
その間、たまたま好きになった兵隊や
水兵や航空兵や、海兵隊員と寝床を共にした。
夫とは離婚してしまった。


一見この堕落は、彼女の本来のパーソナリティの
欠陥に由来しているように思われた。
だが、この欠陥は、
また生殖腺の故障という肉体的欠陥からもきていた。


この肉体的機能障害は、
他人に対する彼女の非難や、
彼女の愛に欠けた心情の直接的カルマの結果であった。


他人のなかに、彼女が無情に非難した弱点が、
彼女自身の弱点になったのである。


このような方法で、
彼女は、過ちや弱さの内的必要性や、
また、誤ちを犯したものを、
さらに罪に陥らせる飢えや、
官能の満足のなかに慰めを見出すことを
余儀なくさせる弱さや、
淋しさを、身をもって味わされたのである。


嘲笑う者と同様、人を非難する者も、
自らのうちに、その非難の罪を償うのである。」



スピリチュアルな世界でも、宗教的な世界でも、
世間一般でも、
人々の弱さを情け容赦なく断罪するような姿勢の人は、
多々見られます。


このような人は、まだ自分の弱さを実感させられるような学びが、
まだ未経験の魂なのでしょう。
やはり、経験しないことは、いくら説明しても、
理解できないものです。


だからこそ、「慈悲」を自分のものとするために、
敢えて「弱さ」や「恥」を経験する人生もあるのだと思います。
個人的に、「弱さ」の経験無くして、
「慈悲」を持ち得ることは、ないからです。


だからこそ、女性性は、
弱さを持つのでしょう。
弱者の経験を通して、
「慈悲」を自分のものとするために。


多くの間違いを犯すのも、同様です。
間違ったことのない人は、
間違うことによって苦しむ人に
共感することはできないからです。



5次元ナディマスタートランスミッション 特別グループワーク開催
特別価格 20,000円 (通常定価 30,000円)

開催日 3月 1日(土) 新月 夜9時より3時間

お申込み締切は、2月28日(金)夜10時まで。