アイソン彗星考☆


12月17日(火)満月 ≪ネフェルティティ≫
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12月24日(火)クリスマスイブ ≪ギネヴィア≫
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12月25日(水)聖クリスマス ≪マグダレンホーリーグレイル≫
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12月3日(火)新月 ≪イシュタル≫【終了済み】
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海王星は、2012年立春(2月4日)に、魚座サインに回帰しました。

海王星は、金星より高いオクターブの愛を、わたしたちに教えてくれる星です。
金星を越えたところに、海王星があると云っていいかもしれません。
金星は、わたしたちに、痛みとともに、喜びを教えてくれる星。
海王星は、失望や、幻想を迷うなかで、傷を乗り越え、
すべての存在へ抱く愛へ、わたしたちを昇華させようとする星です。

前回の海王星魚座時代は、今から165年前に当たり、日本は幕末。
江戸時代末期にあたり、ヨーロッパ各地で革命が起こり、
アメリカでは南北戦争が起こって、当時の強国は、こぞって植民地政策に乗り出し、
日本にも黒船が来航し、開国を迫られ、明治維新が起こった時期に相当します。


日本だけで見ても、大きな大きな変化。

世界レベルから見て、自国の弱さや小ささを思い知らされ、
大きく意識や政治の在り方の意識改革が起こった時期です。いわゆる近代化へと。


2012年立春からの14年間、2025年までには、どのような変化が起こるのか?

敢えて、予測してみると、霊的・精神的な分野で、
明治維新、近代化レベルに相当することが、開始されるのではないかと思われます。


太陽系の木星の移動から、惑星が大移動を起こしたということが、彗星群を海王星の外側まで移動させて、アイソン彗星は、そこから、100万年ぶりに太陽系に戻り、今回太陽に接近したと、特番で説明されていました。


なんとなくですが、アイソン彗星は、海王星の領域のエネルギーを伝えているということは、耳にしていて、それは、そういう意味合いからのことなのかと思いました。



今回、太陽に近づいて、崩壊したということは、彗星としての物質としては、消滅したとしても、むしろ次元上昇的に、エネルギーは、より強く太陽に吸収されたような印象を持ちますね。


これは、霊的なレベルでは、どう解釈できるのだろう。
あくまで、私的な解釈ですけれど、自我(太陽)に、海王星(金星のオクターブ)のエッセンスが届けられたのではないかと感じます。
そして、そのことを、今回のアイソン彗星の地球における注目度の高さによって、わたしたち人類も無意識レベルで受け取っているのではないか?と思いました。


それでは、金星オクターブの海王星のエネルギーって、改めてなんでしょうか?

「人の痛みや苦しみに対しての共感」。


そのために味わう苦しみや弱さや、痛み。
12月の女神群は、それらのための女神(金星)の試練と苦しみを癒すワークです。
なんといっても、海王星は、金星のオクターブ、ですからね☆

このタイミング。
このタイミングの彗星の崩壊は、「人の痛みや苦しみに対しての共感」が、わたしたちの自我に浸透する、そんなきっかけのスタートなのではないかな?と感じます。

2025年までの、海王星魚座サインの滞在期間。
わたしたちのハートと自我の連携が強まってゆくのかもしれませんね ☆


「’強くなることじたいは、悪いことじゃないわね。もちろん。
でも今にして思えば、
わたしは自分が強いことに慣れすぎていて、
弱い人々について理解しようとしなかった、
幸運であることに慣れすぎていて、
たまたま幸運じゃない人たちについて理解しようとしなかった。
健康であることに慣れすぎていて、
たまたま健康ではない人たちの痛みについて理解しようとしなかった。
わたしは、いろんなことがうまくいかなくて困ったり、
立ちすくんでいたりする人たちを見ると、
それは本人の努力が足りないだけだと考えた。
不平をよく口にする人たちを、
基本的には怠けものだと考えた。
当時のわたしの人生観は確固として実際的なものではあったけれど、
温かい心の広がりを欠いていた。
そしてそれについて注意してくれるような人は、
まわりに一人もいなかった。’

’とにかく一流のピアニストになりたいという思いで頭がいっぱいで、
まわり道や寄り道をすることなんて考えもしなかった。
自分になにが欠けているのか、
その空白に気がついたときにはもはや手遅れだった。’」
村上春樹スプートニクの恋人」)