≪イシス≫の中立的な調停者としての立場☆


オシリスが、冥界に下ったあと、ホルスとセトの戦いが始まり、
ホルスは左目を失い、セトは睾丸を失います。
そして、最終的には、ホルスは、セトを打ち倒し、
彼を処刑するために鎖に繋いで、イシスに引き渡します。

しかし、イシスは、セトを鎖から外し、逃がしてしまうのです

それに怒った息子ホルスは、
母親であるイシスに猛然として腹を立てて、彼女の頭を切断してしまいます。
のちに、トートが、雌牛の頭をイシスにおいて、その代用とする。


ここに≪イシス≫の中立的な調停者としての立場が見られます。
そして、まさに9次元的資質を身に備えるということは、
こういうことでもあるのだと思いました。


オシリスとセトの諍いで、セトが勝利すれば、この世に無秩序、
もしくは物質主義がはびこるであろうゆえに、
イシスは介入し、オシリスを再生させます。

しかし、ホルスが勝利すれば、イシスは、セトを解放するのです。
イシスは、敵対者達を、その敵対関係から、解消させることなく、
和解と戦いのバランスを保とうとする。
戦いのどちらか一方に肩入れすることがないのです。


イシスは、ハトホルとも、同一視されます。
この場合、雌牛の頭のイシスが、まさにそうであるように思えます。
金星の女神学校でも≪ハトホル≫の一番の特徴は、その「寛容さ」です。
宇宙の母のエネルギー。

再生の9次元の霊薬(エリクシール)は、
ハトホルのミルク(甘露)でもある。
そして≪イシス≫、≪ハトホル≫両者の、「水の女神としての、変若水」でもある。


そして、これらの変若水を用いるのには、
「裁かない」ということが、重要であり、
「赦す」という質が、絶対なるものとなっている。



だからこそ、「変若水」であり、
再生、再神聖化が可能な9次元であるのでしょう。

二元性から一元性へ。
それは、光と闇、両方を肯定することからなる愛。
今回の「半月」開催の≪イシス≫は、
この部分が、ことさら強調された内容になるような気がします。


「ご覧なさい。
わたしは、あなたの背後にいます。
わたしは、あなたの神殿。
あなたの母。
永遠に。
永遠に。」


金星の女神学校≪イシス≫
11月26日(火) 半月開催
特別料金 19,000円(通常価格 30,000円)
お申込み締切は、11月25日(月)夜10時まで。
お申込みは、シャンティフレアサイト↓からお願いいたします。
http://shanti-flare.ocnk.net/product/94