自分の影の部分を統合すること(全内的統合)と、4次元での安全通過上昇と霊的成長の関係について☆


4次元参入において、これから書くことが、一番大切なことかもしれません。

その大切なこととは、4次元の入口に一歩足を踏み入れると、4次元には、自分の霊的な分身が存在するという秘密です。
霊的な分身というと、ハイアーセルフ?と、思われるかもしれませんが.........、


実は、ハイアーセルフに出会う前に、低次の自分に出会うのです。
低次の自分=ダメな自分、と思う必要はありません。
低次の自分は、本当の自分なのです。

低次の本当の自分にまず出会って、高次のハイアーセルフの自分に出会うのです。
(正当で、安全な順番は、実は、この順番なのです。)
だからゆえか、多い確率で、低次の自己を、高次の自己と、思いこむ(思い込みたい)ケースも、多いように感じます。
(で、ロウアーセルフか、ハイアーセルフかの確認の目安は、ここを指摘したときに、すごく抵抗感を出してくる。ハイアーセルフと繋がっている場合は、もっと落ち着きと平安を同時に獲得しているので、逆にそういうことはないのです。確信がしっかりと出来ているからです。)


4次元の情報にアクセスし、準備を進めるに当たり、まだあまり正確な意味で認識されていない最も重要で、かつ重大な情報は、「この順番のこと」でした。

本当の自分(低次の自分)には、よく知られているインナーチャイルドがまず含れます。
もう一つが、自分で認められない「影の部分」です。


わたしたちは誰でも、理想の自分、こうありたい自分像というものを持っています。
それは、往々にして、「正しい」「素晴らしい」「人に求められる」「人に認められる」「人に愛される」価値ある自分です。

わたしたちは、ルシファー的存在とともに歩むことによって、自我(エゴ)を得たわけですが、ルシファー存在とともに歩んだ4次元への上昇への一番の危険な弊害が、わたしたちが、自我(エゴ)によって、影の自分を創りだしてしまったことなのです。

「え〜、ルシファーなんかと係わりたくないし、実は光しかないんだから、自分は大丈夫!」と思ったかたも多いかもしれないのですが、ルシファーの一番のわたしたちへの誘惑は、「影の自己を見なくてもいいよ!、そんなの無いよ!」というものなのですよ〜、笑。


この誘惑って、大きいと思いませんか?、苦笑。
4次元に次元上昇するに当たり、ルシファーがわたしたちに取引を持ち出すのは、この部分なのです。


「あなたが、わたしに従うなら、わたしが、あなたを素晴らしい、特別な、高貴な存在と認識してあげよう、だから、あなたは、あなたの見たくない影を決して見てはいけないよ!、そうしたら、あなたは、とても苦しくなってしまうし、パワーを失ってしまうからね、わたしの言うことさえ聞いていれば、あなたは栄光ある価値在る存在として、永遠に存在できるのだから。」


そして、あなたのハイアーセルフは、こういう感じだよ〜と、わたしたちと、わたしたちの真実のハイアーセルフの間に、上手い具合に垣根を作ってしまうのです。
そして、わたしたちは、ルシファーのコントロールに、満足しながら落ちてしまいます、苦笑。
そして、わたしたちは、幻想のハイアーセルフを永遠に生きるという、ルシファー的な甘い罠に掴まってしまうのです。

ルシファー的には、わたしたちにずっと自分の仲間(下僕)でいて欲しいし、多くの仲間が必要なのです。
ルシファー自身が持つ霊的幻想が、幻想として存在するためには、より多くの(わたしたちの)肯定が必要だからです。
(そして、案外、ルシファーは、寂しがり屋さんなのかもしれませんね。)


マスターサナト・クマラが伝えるには、わたしたちが、4次元でルシファーの幻想から抜ける唯一の方法は、影の自分(真実の自分)を、自分でしっかりと見つめることだということです。

その勇気を持つということ。

自分の見たくない自分、認めたくない自分を、ありのままの自分として、認めること。
そして、ありのままの自分を、愛すること。


そうすれば、ルシファーがいかにわたしたちに、素晴らしい幻影のわたしたちのハイアーセルフ像で、わたしたちの目を誤魔化そうと誘惑しても、その誘惑は、無効になってしまいますよね?

だって、わたしたちは、本当の自分の醜さや、闇をすでに認識しているんだもの。
上手い話しに、浮かれて乗せられることはなくなります。
そうすれば、わたしたちは、安全です。


人をコントロールする方法として、いわゆる「誉め殺し」っていうのがありますよね、笑。
素晴らしい、素晴らしいとおだてて、自分の思うように相手を動かす。
誉められること、認められることに、相手が依存したところで、反撃に乗り出す。


でも、自分で自分の欠点も含め、光も闇もあるということを、知った上で、自分で自分を愛して、受け入れていれば、誉められたり、おだてたりされても、自分をしっかり保っていられます。

それが、一番の安全な4次元への参入の準備だということです。
そして、一番重要な事項です。


ルシファーに誉め殺しにされたり、おだてられたり、取引を持ちかけられたりしても(=大体にして、これが、グラマー「幻惑、高慢、自己憐憫」の元になってます、笑)、スル―できるようになっておくこと!
これが、シビュラ(巫女、預言者)の成長のための4次元的試練です。

それには、自分のなかの「光も闇も、両方ある」そして、その上でバランスを取るということを学ぶ必要があるということです。
それは、わたしたちの「謙虚さ」を育て、同じように「闇や弱さ」を持つ、仲間である他の人々への慈愛と寛容も育てます。



そして、ワークで、この部分を行っているのが、「全内的統合ワーク(12ワーク)」です。
http://shanti-flare.ocnk.net/product/224

安心して、霊的世界(まず4次元からスタートするのは、3次元のわたしたち、誰でも同じです。)に参入し、識別を行うことが出来、自分で自分をしっかりと支えることができるようになると、5次元以上の光の高次の存在たちからのサポートを強力に得ることが、高次の光の側の世界から許可されます。
そうすると、霊的な世界に参入することも、霊的な力を持ちいることにも、自己信頼と、安心感と自己許可も、下りるのです。


わたしたちは、影の自分を嫌いますが、もしわたしたちが影の自分を失しなったなら、逆に、それはとんでもない悲劇の幕開けになるのです。

精神的深刻な病(統合失調症や、分裂病など)を発症する危険もある、人生を棒に振ってしまう可能性さえある、4次元的「狂気」の幕開けとなります。

わたしたちの影の部分も、大切なわたしたちの一部であって、愛して、光に照らしてあげることが、健全な精神のバランスを保つ秘訣です。


4次元で、わたしたちが出会う存在は、妖精たち(自然界や四大元素の精霊たち)。
そして、4次元まで理由あって降下している、天使たち。
そして、死後の移行期中の「亡くなった存在(人間)たちの魂」です。
いわゆる故人の霊ですね。
故人の霊たちにも、わたしたちは、4次元で出会いますね。



自然界の四大元素のディーバたちや、動物霊、植物霊は、わたしたち同様に、光も闇も同時に持つ、3次元のすぐ上の、いわゆる目に見えない次元の低次の存在たちです。
道徳的な光の存在ではない、という意味です。

つまり、まとめると、4次元で、わたしたちの低次の自己と同調しやすい存在は、自然界の妖精たち、故人の霊、そしてルシファー的存在になると思います


それらの存在たちの、識別、そしてお付き合いの仕方、やり過ごし方、注意すべきこと、それらを全部マスターすることが、4次元の安全な参入には、必要で、その鍵は、影の自分(真実の自分)を、自分でしっかりと見つめ、浄化を果たしておくということなのです。
以前にも書いたように、闇と自分を、自己同一化するのではなく、光を自己同一化できるように、意識を磨いておくということです。
それが、出来れば、わたしたちは、もう4次元を恐れる必要はありません。