イシュタル☆からの「特別のリコメンド」かなと思うので、書いてみます!


今日、お休みだったので、映画「サヨナライツカ」を見てきました。わたしは中山美穂さんとても好きなので、そして、すごく久しぶりの復帰作なので♪これは見にゆかねばと思って♪


さて、原作(旦那様の辻仁成さんの小説)も、すでに出ているので、ネタばれにならないと思うのですが、そういう部分もあるかもしれないので、そういうかたは、読まないようにしてくださいね。



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映画のなかの性的に奔放な美女を、美穂ちゃんが演じていて、冒頭からかなりきわどいシーンが続くのですけど、わたしは、ここにも美穂ちゃんの、辻さんへの「愛」を実は感じていましたね。信頼というか〜。そして、辻さん(ご主人)側からは、どうだ!おれは「女神をかみさん(奥さん)にしているんだぞ〜!」という男としてのかなりの自慢も、感じました、苦笑。
いずれにせよ、本当に幸せな夫婦で、性的な部分でも、信頼と絆が強くないと、こういう作品を創れないでしょうね、きっとこういう女性が誰でも内に秘めている性的に奔放な部分を辻さんに見せてても安心でいられるのでしょうね。という意味では、とってもうらやましいし、素晴らしいなと感じました。でも、わたしが一番感じたのは、辻さんの(おれって勇気あるだろ、そこらへんの男と一緒に思ってもらっちゃ困るよ〜!)的自慢だったかもしれません、笑。


さて、本題に入りますね。


この主人公、沓子さん(ちなみに沓には、靴という意味があるようです。なんで靴が、水と日なんでしょうね?、笑。)辻さんが意図しているのかわかりませんが、イシュタルだなと思いましたね。そして、相手の男性は、この場合ギルガメッシュでしょう。


本当に、ずううっとあとの金星の女神学校で、≪イシュタル≫は、扱うのですが、今回の≪サロメ≫は、イシュタルの準備でもあるので、促されているようなので書いています。このタイミングでの仕込みかもしれません。


ギルガメッシュは、男性イニシエートのメタファなんですが、ギルガメッシュは、女神イシュタルを拒絶するんです。理由は、性的に奔放だから、笑、これって、一番女性を傷つけるんですよね、実は。それで、イシュタルは、怖〜い女神でもありますから、復讐するんです。牛を使って、そして、そのために怪我をした親友を失って初めて、自分も、死ぬべき人間である(老いや、死を避けられない人間なんだ!)と自覚して、不死の薬を求めて、苦しい旅に出るのです。それが、「ギルガメッシュ物語」の筋です。



でも、でも、ですね、実は半神であったギルガメッシュは、女神イシュタルを受け入れ結ばれていたなら、そこで不死を得ていたのです。けれど、「あなたは、自分以外の人ともたくさん寝てきたでしょう」といって拒絶してしまったというわけです。



イシュタル、つまり女性原理は、自然のあるがままなんですね、それを拒絶する、そして、苦しむ、それが、男性性のありがちな姿です。奔放な女性より、従順な(コントロールが効く)女性を好む、これはよくある傾向ですよね〜、笑。だから、女性も愛されようとして、自分を抑圧しますよね。いい子でいるというか、わたしは、これの典型でしたけど、だから結婚したとき、檻の中に入れられたような気持になってしまったのでした(カゴの中の鳥ですね)。まあ、これはオイオイ、笑。



こんなわけで、イシュタルの時代より女神受難時代は、長く続きました。
その後も男性イニシエートは、ダメダメが続きます、笑。



けれども、マスタートランスミッションで、マグダレンホーリーグレイル(マグダラのマリア)が、わたしは、男性性と女性性を、実際にも統合を果たした存在ですと、強く励ましてくれるのが、なぜかというと、イエスキリストという存在に至って、男性性による「あなたは、性的に自由奔放そうだから、嫌です!」という拒絶が乗り越えられたのです。



マグダラのマリアは、娼婦であるとも書かれている書物があるように、セクシャリティな魅力が目立つ女性であったのだと思います。そのマリアに向かって、イエスは、なんら臆しない男性性だったのですね〜。これは、やっとやっとこのタイミングで成し遂げられたことでもあったのです。そしてその影では、洗礼者ヨハネの供犠もあったということです。
でも、ずううっと、ダメダメ、男性イニシエートたちによって、(このことは)まだまだずううっと現在まで隠されてきたことでもありました。
(そして、女神たちは、まあ〜しょーが無いわね、待つか!という訳だったのです。)


わたしが、秘書として、働いていたときに、地位が上がってゆくごとに、実は虚しくなっている男性重役たちをたくさん見てきました。手に入れれば、手に入れるほど、手に入っていないものが、大きくなってゆくのです。そして、それは、これから手に入れられるという保証も、そして、手に入れるために、今持っているすべてを捨てる勇気もない。そういう男性性の屈折したエネルギーの、ターゲットになりがちだったのが、会社員時代のわたしだったのだと思います(なんかロマンを求められるというかね〜、若いわたしには負担でしかなかったのです。)まあ、それには、こちらの事情もありました。というのは、このような女神ワークをするための、経験としての準備でもあったということです。今、振り返ればね、笑。



さてさて、これを書いているのは、3月1日の第8回のナディマスタートランスミッション準備であることは、明白のようです♪
どうやら、たった一人で実施しないでも、大丈夫な感じになっています。ご一緒してくださるみなさん、本当に感謝です。ありがとうございます♡
まだ、ご一緒してくださるかたが、いらっしやいましたら、もちろん大、大歓迎です♡
結構、大きな意味あるトランスミッションになりそうですので、高次からお声がかかっていらっしゃるかたは、勇気を持ってご参加していただけたらと思います。

お申込みは、flareサイトhttp://flare.sunnyday.jp/メールフォームからお願いいたします。
グリッドや詳細は、こちら http://d.hatena.ne.jp/birth-of-venus/20100225/1267087624ご覧ください。



現代に辻さん、美穂さんカップルがいらっしゃるのですから、希望が持てそうですよ!頑張りましょう♡