自分を許し、相手を許す☆

「２／３　節分２０１６年の歩みに備える☆」
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相手に傷つけられたと感じたときに、
「自分もその人を傷つけたい」
という気持ちに駆られることがあります。

相手があなたを責め、批判し、
価値を認めず、拒否し、誤解し、
あなたをがっかりさせた時に味わった痛みを、
相手に味あわせたいと思うでしょう。

人は、相手に傷つけられたと感じたとき、
怒りをもって反応したり、
相手に対する自分の愛を引っ込めたり、
その他何らかの方法で、
仕返しをしたいと思うことが多いものです。

誰かがあなたを傷つけようとしているように感じられたら、
自分の内側に湧き起ってくる痛みを認め、
それを感じてください。

そして、その痛みを変容させるまでは、
愛を感じたり、
愛情深く行動したりするのを
自分自身に強要しないでください。

あなたが感じている感情を、
太陽神経叢から、心のセンターへと引き上げてみましょう。
そうすることで、愛の静けさを感じることができます。

相手の人が、あなたにしたことを考えたら、
「仕返しをするのは当然だ」と内心感じながらも、
その人に対して、愛をもって接したときを思い出してみてください。

他の人達が愛に欠けた行動をとったときさえ、
愛をもって彼らに接したすべての瞬間に対して、
自分自身を褒めてあげましょう。

反対に、愛をもって接することができなかったり、
そうしたくなかったときに関しては、
自分自身を許してあげてください。

ひとたび、自分の魂と繋がれば、
その慈悲を感じることができます。

そして、人々の中には、
どうしたら親切に振る舞ったり、
思慮深くなれるのか
わからない人達もいるのだ、
ということを理解し始めます。

そういった人達は、
あなたを責めているわけではなく、
ただ自分達の恐れや過去に反応しているだけなのです。

ときに、人々が他の人を傷つけることを言ったり、
したりするのは、
彼らが自分を愛していないからです。

あなたの魂は、誰のことも責めたりしません。
なぜなら、愛に欠けた行為は、
その人自身の姿を、映しだすものであって、
あなたを映し出しているのではない
ということを知っているからです。

相手を傷つけるような反応をしそうになったら、
いったん立ち止まってください。

そして、時間をかけて、
あなたの感情を愛し、敬いましょう。

愛に欠けた感情を持ったままで、
話を続けてはいけません。

自分の感情に耳を傾け、感じ、愛したら、
それらを愛に変容させるために
心のセンターへと引き上げましょう。

愛をもって、相手に接することができるようになるまで、
二人の関係に時間的、空間的な距離をおいてください。

特に、あなたが、自分の感情を変容させている間は、
一緒にいて、互いに愛に欠けた振る舞いをし合うよりも、
少しの間、別々にいたほうが、良いのです。

あなたと相手の両方を、敬う対応ができるまで、
待ってください。

（サネヤ・ローマン「魂の愛」）

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