人々を救いだす必要性を手放す☆

≪アバンダンティア≫
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人々を彼ら自身の問題から救い出そうという
必要性を手放すことによっても、
愛することの障害を取り除くことができます。

人々に自分の人生の責任をとらすことで、
あなたは、魂が愛するように、
彼らを愛せるようになるのです。

他の人達の世話を焼き、
彼らの人生の心配をし、
彼ら自身の問題から、彼らを救い出してあげるためには、
あなたの意識や感情を多量にそこに投入しなければなりません。

その結果、
自分自身の人生や霊的な成長に充てる
エネルギーがなくなってしまいます。

それゆえ、
人を救済するのをやめたとき、
それまで彼らのために費やしてきた全ての時間やエネルギーに対して、
あなたは、自分が感じていたかもしれない憤りを手放すことができるのです。

たとえ他の人達を救い出したとしても、
もし彼らが、あなたの助けを当然と思い、
それを平気で要求するようになってきたら、
あなたは、結局、犠牲者になってしまうかもしれないのです。

「この人達には、
自分自身の問題を解決する力も能力もないんだ」

という思いから、
その人達を救おうとしている自分に気付くようになってください。

相手の人を「救出」したり、
その人の学びを取り上げてしまうような方法で、
その人を助けてあげなければいけないと感じているのなら、
ストップ！
相手を助けてあげたいという思いは、
実のところ、自分がホッとしたかったり、相手の問題に対する
自分の不安や心配をできるだけ少なくしたいという、
あなた自身の必要性からきているものなのです。

半信半疑でも、とにかく、
人には、誰にでも、自分自身の問題を解決する能力が
備わっている、
と思ってみてください。

あなたの魂が、人々を助けるとき、
それは、決して彼らの人生を邪魔したり、
干渉したりすることはありません。

そのかわり、
人々が彼ら自身の意見を持ったり、
好きなように生きたり、
自分の間違いから学んだり、
それぞれの成功を達成するのをゆるしているのです。

自分自身と自分の人生に責任を持つということは、
人が成長し、強くなってゆくだめの、
最も重要な方法の一つだということを、
あなたの魂は、知っています。

そして、それがどんなに困難で辛いものであったとしても、
そこから学び、成長するために、
人々は、今いる状況を精一杯作り出した、
ということも知っています。

自分の行動が生み出した結果を
体験することで、
人々は、自分の人生に変化を作り出してゆく
動機を与えられているのです。

だからこそ、
人を救出してしまうのは、
彼らを強めるのではなく、
弱めてしまうことに他ならないのです。

（サネヤ・ローマン「魂の愛」）
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