芦ノ湖番外編8


さて、いよいよ九頭龍神社へ出発。
箱根プリンスの敷地に隣接しているとはいえ、細い道を、結構歩きます。



で、こちらの道標を見て、爆笑。

さきほどのかたは、あなたの分身だったのでしょうか?

青龍さん。
なんとなく、雰囲気が似ている〜んですが、笑。



道をゆっくりと歩きながら眺める芦ノ湖が、爽やかです。





すると反対側で、ごそごそっという音が!
見ると、今度は、茶色いヤモリかイモリさんが、ご挨拶してくれました、笑。

山のなかでは、写真は無理です。
あっという間に去ってゆきました、苦笑。


でも、2匹も続けての出会いによって、わたしのなかのある記憶が刺激されたのです。


ホテルの廊下では、青。  そして、さっきは、茶色。


わたしが、お引っ越し前の場所で、三年越しに2度見たヤモリさんは、白だったのです。
白というより、うす〜いピンクに近かったかもしれませんが。
でも、やっぱり、こうして違う種類のヤモリさんを見たあと感じるのは、あのかたは、(自然界の自然種のなかで)特別な感じだな〜ということです。


そして、なんというか佇まいが違ったのです。
一回目は、窓を開けたら、網戸にじっとして、開けたこっちが、びっくりというかちょっと衝撃で、しばし、じ〜っと目が逸らせなくて、わたしは、見つめていたのです。
今、振り返れば、魅入れられた感じで、目が逸らせなくて、でも、しばらくそうしていたら、ちょっと疲れて、ふっと目を逸らして、また見たら、もういない。

一瞬で、消えたというか、移動してしまったのです。

そして、その3年後。
今度は、またふいに窓の外をみたら、塀にじっとしていた状態でいたのです。
で、またこっちは、びっくりして、ちょっとの間、また魅入れられた感じで、目が逸らせなくて、でも、しばらくそうしていたら、またちょっと疲れて、ふっと目を逸らして、また見たら、もういない。
一瞬で消えていたのです。
動いたという気配が、全くないのに、おそらく動いて(すごい速さで)消えている。


わたしは、去年の夏、まさに≪豊かさの女神トリニティ≫のエネルギーによって、開催中にお引っ越しをすることになって、この箱根に出かけたときには、もう引っ越しが済んでいたのですが、お引っ越し先というのが、前に住んでいたところから、直線距離で、25メートルくらいの近さだったのです。


ああ、わたしは、お引っ越ししたとしても、あの白いヤモリ(おそらくあの土地の精霊の化身だとして)の守護範囲から出ていないんだなということに、このときに、気付かされたような気がしたのです。
逆をいえば、だから、そんな近くでのお引っ越しになったのかもしれない。

たぶん、それも自然界からの間違いのない導きだったのだと思ったのです。

それを、箱根の九頭龍神社に向かう道で教えられているような気がしたのでした。

そして、普段住んでいる場所、サロンとしてお仕事している場所も守られた、ある意味、個人的な「聖なる場所」だったのだと、自然界のエネルギーに、その土地の自然界の精霊たちに、わたしは、いつも守られているのだと感謝の気持ちがふつふつと湧いてきました。


(続く)