お隣の席のカップル

今日、ちょっと用があって、外でお茶していたときのこと。別に会話を聞く気もないのですが、面接の練習をしているみたいで、むしろ声が聞こえてきちゃうんですよ〜(迷惑なくらいなんですが、笑)。


で、どうしても耳に入ってきてしまううちに、これは!もしかして、記事のネタなの?と思って、それで書いてみます、笑。



学生さんの(おそらくここ自由が丘なので)某名門私立大のカップルです。女の子のほうが、司法試験を受けるのか、そんな感じの模擬面接官の役を彼のほうが引き受けていました。



このカップルは、男性性と女性性が、性別と逆な典型的なカップルでした。女の子のほうが、とにかく男性性が強いのです。人生において、なんでもチャレンジしたいし、アグレッシブになんでも手に入れたいという感じ。模擬面接でもそのことに対して情熱的に語っていました。それに対して、彼のほうは、女性性が強いタイプで、「どうして、そんなに何もかも手に入れたいの?」みたいなことを、面接官の役をしながら、少し諭している感じ。
「どうしてなんだろ〜、だって、わたしずっとこうやって生きてきたんだもん。」みたいな。
「まあ〜いいけどね、悪いことってわけじゃないからね〜。」とひたすら穏やかな彼氏、笑。
そんな彼に対して、空周りして、すこし意地悪を言う彼女。「昔は、こんなんじゃなかったよね!」みたいな、笑。「う〜ん、そうだっけ?」みたいな彼、笑。


とっても可愛いけれど、やっぱり、彼女のほうのエネルギーは、聞いていて、ちょっと疲れました。けれども、彼女の話を、逸らすことはなく、優しくちゃんと受け止めて、正確な返答を忍耐強く行っている彼は、本当に女性性の鏡!(というか男性性と女性性のバランスが取れているタイプ、かなり優秀です、笑)
これだけやる気の彼女は、社会に出て、多くのものを獲得していけることは、間違いないでしょう。でも、なにをやっても足りないと感じる典型的な質を、ちょっぴり感じました。それでも、彼女は正解なのです。物質界では、目的に達するために努力と緊張を必要としますからね。つまり、これが、男性性の頑張るパターンなのです。


ですから、性別では、測れないのが、男性性女性性というものなのです♪