白薔薇の祈り
ナチスドイツ占領下の大学生のレジスタンスを描いたものなのですが、捕まって尋問される学生が、「(期待されている未来があるのに)なぜこんなバカなことをするのか?」という調査官の問いに、「ナチスは、間違っているからだ。ユダヤ人への無差別殺害や、障害者や、心身障害者への無差別殺害は、間違っている。ドイツは、このままでは、後世で恥をかくことになる。」と答えるのです。
それに対して調査官は、「法律に従っていることだし、彼ら(心身障害者)は、社会のゴミだから不要なんだよ。」と答えるのです。
それに対して、女学生は、「間違っている法律には従えない。」と答えるのです。
調査官は、「馬鹿なこというな、法律(ナチ)によってわたしたちドイツの国民の生活が守られているのだ。法律が守られないと、わたしたちを一体何が守ってくれるんだ。」みたいなことを訴えるわけです。
そして、「たとえ(法律が間違っている)そうだとしても、(それに逆らって)命を捨てることはないだろう。(君を)助けたいんだよ。」と言います。
けれども、女学生は、「法律ではなく、良心に従うのです。人間には、良心があるのだから。彼ら(心身障害者)の苦悩のなかにわたしたちが学ぶべき叡智が隠されているのです。彼らは、尊い存在なのだ。」と答えて死刑になります。
これは、実話だそうです。
「良心に従う.....」
女学生が、死刑にされたあと、この調査官は、非常に苦悩します。
おそらく、彼のなかの「良心」が苦しみ始めたのだと思います。
この女学生に出会う前は、気がつかなかったのに、「良心に真摯に従う」女学生に出会ってしまったがゆえに、苦しむことになります。
ラブ&アバンダンス「愛と喜び」の説明で書いた、「欲望に真摯に向い合う」って「真摯に良心に向き合う」ことに帰結するんじゃないだろうか....わかりませんが、この映画のこの会話のシーンを、このグリッドを見るたびに思い返していました。
そんな想いがあって、説明の文を書いたのですけど、ちょっと映画のことも、書いてみようかな?と思って書いてみました。
「良心に従いたい」という欲望が、一番、人間は、実は、強いのでは?
だからこそ、欲望は大切なのでは?
だからこそ、人間は、弱さを持ちながらも「尊い」のでは?と。
だからこそ、高次の存在たちが、一生懸命サポートするのでは?なんて感じています。
だって、すごい可能性を秘めている.....。
だから、間違いも、弱さも悪いことじゃない、魂がそこから学ぶから。
(それが、苦悩のなかの叡智なのかもしれない。)
だから、欲望は大切なのです〜♪
(やはり、思った通り)上手くまとまりませんが、苦笑。
そんな「Love & Joy (愛と喜び)」 ラブ&アバンダンス版マスタートランスミッションの締め切りは、明日10月2日(金)になっております。
こっちとどっちを載せようか迷った写真をアップしておきます。
(ちょっと加工することを覚えました、笑)
詳細は、この前の記事をご覧ください☆
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