痛みや苦しみに対して、柔軟であること☆


6月21日(火)夏至開催
金星の女神統合ワーク≪マグダレンホーリーグレイル≫
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最高の女性、女性性とされる≪マグダレンホーリーグレイル≫、
聖母マリアや観音との相違は、
母性ではなく、「女性そのもの」のエネルギーという点でしょうか?


≪マグダレンホーリーグレイル≫のエネルギーについて説明するときに、
映画「マレーナ」の主人公マレーナを引き合いに出しました。

美しいマレーナに多くの男性が虜になってしまいます。
そして、そうなればなるほど、女性陣のマレーナへの嫉妬も昂じて
エスカレートしてゆきます。
そして、男性陣も「どうせオレなんて相手にされないんだろ!」的な嫉妬で、
マレーナを貶めてゆくのです。


でも、そうした中でも、マレーナは、すべてを、しっとりと受容してゆきます。
さすがに、女性陣に酷いリンチをされたときには、泣き叫びますが、
あとは、自分の運命として享受しているかのよう。
まさに戦時中のイライラのスケープゴート(生贄の羊)です。


セクシーだったり、美しすぎて不幸とは、
まさにマレーナに対しての言葉だと思うのですが、
あまり弁明したり、主張したりしないのです。

だから、余計、男の人からも、女の人からも
嫉妬が昂じて憎まれてしまう。
どんどん、どんどん、絶望的な状況に陥ってしまうのです。
街の女の人たちのマレーナへの憎しみっぷりも半端ない。


あの映画のなかで、どうしてマレーナは、もっと自己弁護したり
自分の心情を吐露したりしないのだろうと思っていました。
だから、スケープゴート(生贄の羊)になってしまうのだと。


でも、もしかしたら、マレーナは、
激しい怒りの感情を、まず自分自身で受け止めようとしていたのかもしれない、
とも思うようになりました。
そのために、すぐに反論しようとはぜず、黙っていたのかもしれない。
そのようにして長い時間をかけて、
自分の中でされた仕打ちに対しての怒りや、
自分の境遇に対しての自己憐憫
そして、そのような仕打ちをした街の人々への
怒りの気持ちを、まず自分のなかで受け止め、
癒そうとしたのかもしれません。


だからこそ、あの苦しい経験をした街に
敢えて戻れたのかもしれない。


このときには、疑問だったのですが、マレーナが自分に対して起こった不幸なことに
対して、弁明にしたり、抵抗しなかったというのは、まさに「陰徳」に当たるものです。


陰徳を積むことを助ける「豊受姫大神」自身、自分の持つ豊かさすべてを
天照大神」に、与え尽くす存在です。


豊受姫大神の伝説として伝わる物語も、
天の衣を隠されて(奪われて)天に還れなくなった女神。
身を寄せた老夫婦を、不死の酒を造り豊かにするも、
追出され捨てられる。
すべてを搾り取られてから不用になったら捨てられる、
そういう存在です。


そういう不当な扱いにも耐えられるそういう強さと愛。
それは、キリストにも似たすべてを与え尽くす姿。


≪マグダレンホーリーグレイル≫は、それゆえにキリストの花嫁とされるのでしょう。
そして、そういう存在であるゆえに、最高の女性、女性性とされる。

いつも観て泣いてしまうのですが、
最後のシーンで、そうやって、自分をいじめ抜いた人たちのいる街に、
マレーナは、敢えて戻ってくるのです。


あの広場の、カフェの前を歩くシーン。


わたしだったら、こうやって、ここを再び歩こうと思うだろうか?
と思ってしまいます。
でも、そのときに、その瞬間に、街の人たちのマレーナへの意識が
一瞬のうちに、格段に違ってくるのです。


なんというか、マレーナへの思いが全然違ったものになるというか、
昇華されるというか。


そして、続く、市場でのシーンが、また泣いてしまうのです。


マレーナをリンチした首謀者の女性が、マレーナに、
「こんにちは、マレーナさん!」って、呼びかけるのです。
なんとずうずうしくも!です。


一瞬の緊張のあと、マレーナも緊張しながら、
でも、ぎごちなく、でも微笑んで
「ボンジョルノ」って返します。
すると、今までマレーナをいじめ抜いた女性たちも、
その場で癒されてしまうのです。
一瞬で、マレーナ大好き!ごめんなさい!
になってしまう。


でも、これがこのマレーナが、みんなが嫉妬して憎むほど、
きれいでセクシーに生まれついた意味だろうし、
これだけの憎しみと恥辱を被っても負けないというか、
受け止めて許せる強さの意味だろうと感じたのです。


世の人々の持つマイナスの部分をひたすら受容して、それを昇華させてしまう強さ。
それは、防衛する強さではなくて、ひたすら受容する強さ。
積極的行為によってではなく、消極的行為によって、それを為すという強さ。


豊受姫大神は、≪マグダレンホーリーグレイル≫のエネルギーのある側面とも
言えるような気がします。

「トルナトーレ監督が、ここで語ろうとしているのは、
女性は、ただ存在するだけで、
すべての男の恋人になる可能性があるということ、
また、一言も言葉を交わさずとも、
男にとっての”絶対の女””唯一の女”は、あきらかに存在するということである。
つまり、男がもっとも男らしい人生を生きるとき、
その男の心の中には、大抵の場合”ただ一人の女”が棲んでいるものだ。
男が人を愛し、自分の家族を大切に思い、
友を助けて、襟持を正し、
男らしく生きることが出来るとしたら、
それは心の中に棲む”ただ一人の女”のためであることが多い。 」


一言でいうならば、「痛みや苦しみに対しての柔軟性という強さ」
それを一人の女性の中に見た瞬間に、その女性は、男性にとって永遠の女性になるのかも
しれません。


けれども、この貴重な「柔軟性」は、やせ我慢からは生まれないはずです。
≪マグダレンホーリーグレイル≫は、本当に豊かな満たされた存在なのです。


それは、≪ハトホル≫に満たされた女性性といえるでしょう。


そして、豊受姫大神は、≪ハトホル≫のように宇宙の豊かさを与えることが
出来る豊かさそのものという意味で≪ハトホル≫の側面をも含むエネルギーといえると
思います。


「陰徳」を積むというステップに進むには、≪ハトホル≫で十分天界からの
恵みを受け取り、天への揺るぎない信頼を築いたあとでこそ、可能になるのだと思います。


豊受姫大神ヒーリング」のあとの区切りとして
≪マグダレンホーリーグレイル≫と≪ハトホル≫が開催されるわけ、
それも「夏至」と夏至前夜の「満月」に連続で開催されるのには、
そんなことがあるわけなのです。


金星の女神統合ワーク≪マグダレンホーリーグレイル≫特別グループワーク
6月21日(火)夏至開催
特別料金 20,000円(通常価格 30,000円)
お申込み締切は、6月19日(日)夜10時まで。前日申し込み締め切りではないのでご注意ください!
≪ハトホル≫と同じ締め切り日となります!
お申込みは、シャンティフレアサイト↓からお願いいたします。
http://shanti-flare.ocnk.net/product/247


◆シャンティフレア 北鎌倉◆
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